トップQs
タイムライン
チャット
視点

ケイト&アンナ・マクギャリグル・ファースト

ウィキペディアから

Remove ads

ケイト&アンナ・マクギャリグル・ファースト』(Kate&Anna McGarrigle)は、1976年1月にリリースされたケイト&アンナ・マクギャリグルのデビュー・アルバム[1] [2]:30–31。このアルバムにはローウェル・ジョージボビー・キーズトニー・レヴィンなどのゲスト・ミュージシャンの他に、長姉のジェーン・マクギャリグル、アンナの夫デイン・ランケン、そして兄弟姉妹の旧友のチャイム・タネンバウムなどの家族や友人が参加している。

概要 『ケイト&アンナ・マクギャリグル・ファースト』, ケイト&アンナ・マクギャリグル の スタジオ・アルバム ...
さらに見る 専門評論家によるレビュー, レビュー・スコア ...

「Swimming Song」は明確な名前は出ていないが「Go Leave」でも言及されている、当時のケイトの夫であるシンガーソングライターのラウドン・ウェインライト3世が作詞・作曲し、元々演奏していた曲である。

Remove ads

反響

2011年には、イギリスの作曲家でテレビ司会者のハワード・グドールがこのアルバムを彼の「ベスト・アルバム6枚」の1枚に選び、「私にとっての2つの傑出したカットは、全く美しい『Heart Like a Wheel』とフランス・カナダの疑似フォークソング『Complainte pour Ste-Catherine』です。……2人の穏やかなハーモニーは紛れもなく忘れられないものです」と述べている[7]

受賞

1976年12月25日、このアルバムはイギリスの『メロディ・メイカー』誌で「ロック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた[3]:37。また、1976年のパズ&ジョップの投票では5位にランクインした[8]。2016年、このアルバムはポラリス・ヘリテージ賞の1976-1985部門の審査員賞に選ばれた[9]

注目すべきカバー

このアルバムには、1972年にマッケンドリー・スプリングによって、そして1974年にリンダ・ロンシュタットによって最初に録音された「ハート・ライク・ア・ホイール」 (Heart Like a Wheel、アンナ・マクギャリグル作)が収録されている。 この歌はその後、ビリー・ブラッグ、ケイティ・ムーア、ザ・コアーズおよびジューン・テーバーを含む何組もの他のアーティストによってカバーされている[10]

アルバムの別の曲「メンドシーノ」 ((Talk To Me of) Mendocino、ケイト・マクギャリグル作)は、リンダ・ロンシュタットが1982年のアルバム『ゲット・クローサー』で、イギリスのシンガーソングライターのジョン・ハワードが2007年のEP『The Bewlay Brothers』で、そしてノナ・マリー&ザ・クワイアの2011年のセルフタイトル・アルバムでカバーしている[11]

「聖カトリーヌの哀歌」 (Complainte pour Ste-Catherine、アンナ・マクギャリグルとフィリップ・タタルシェフ)は、1989年にイギリスのポップス歌手カースティ・マッコールにカバーされた。

「ゴー・リーヴ」 (Go Leave、ケイト・マクギャリグル作)は、エルヴィス・コステロとともにアンネ・ゾフィー・フォン・オッターによってカバーされた[12]

収録曲

  1. キス・アンド・セイ・グッバイ - "Kiss and Say Goodbye"(ケイト・マクギャリグル)– 2:47
  2. マイ・タウン - "My Town"(アンナ・マクギャリグル)– 2:57
  3. ブルース・イン・D - "Blues in D"(ケイト)– 2:43
  4. ハート・ライク・ア・ホイール - "Heart Like a Wheel"(アンナ)– 3:08
  5. フーリッシュ・ユー - "Foolish You"(ウェイド・ヘムズワース)– 3:02
  6. メンドシーノ - "(Talk to Me of) Mendocino"(ケイト)– 3:08
  7. 聖カトリーヌの哀歌 - "Complainte pour Ste-Catherine"(アンナ、フィリップ・タタルシェフ)– 2:48
  8. テル・マイ・シスター - "Tell My Sister"(ケイト)– 3:37
  9. スイミング・ソング - "Swiming Song"(ラウドン・ウェインライトIII)– 2:26
  10. 人生はジグソーパズル - "Jigsaw Puzzle of Life"(アンナ)– 2:29
  11. ゴー・リーブ - "Go Leave"(ケイト)– 3:19
  12. トラヴェリング・オン・フォー・ジーザス - "Travellin' on for Jesus"(トラディショナル、J.スペンス編曲)– 2:42
Remove ads

パーソネル

Remove ads

参考文献

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads