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ケプラー35
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ケプラー35(英語:Kepler-35)とは、地球から約5,365光年離れた、太陽よりやや小ぶりな恒星同士による連星である。2012年にケプラー宇宙望遠鏡の観測により、1つの太陽系外惑星が発見された。
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連星系
ケプラー35は、2つの太陽よりやや小さいG型主系列星から成る連星系である。主星の質量は太陽の約0.89倍、半径は太陽の約1.03倍である。表面温度は5,606K(5,333℃)と太陽(5,778K)よりすこし低い。伴星は太陽の0.81倍の質量、0.79倍の半径を持つ[4]。表面温度は5,202Kである[4]。
惑星系
ケプラー35系には2012年、ケプラー宇宙望遠鏡により惑星ケプラー35bが発見された[4]。ケプラー35bは連星系全体を公転していて、2016年9月の地点でわずか19個しか発見されていない、周連星惑星のうちの一つである。周連星惑星なので、ケプラー35(AB)bともいわれる(以後、ケプラー35(AB)bと表記する)。このケプラー35(AB)bは周連星惑星としては11例目、ケプラー宇宙望遠鏡が発見した惑星の中ではケプラー16(AB)b、ケプラー34(AB)bに次いで3例目である。
ケプラー35(AB)bは、木星の0.127倍(地球の40.3倍)の質量、地球の8.16倍の直径を持つことから、土星サイズの巨大ガス惑星と考えられる。この惑星は、2つの恒星の共通重心から0.6AUの距離を131.46日かけて公転している[4]。
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出典
関連項目
外部リンク
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