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コウロエンカワヒバリガイ

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コウロエンカワヒバリガイ
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コウロエンカワヒバリガイ(学名 Xenostrobus securis)はイガイ科に属する二枚貝の一種。日本には本来分布していない外来種である。

概要 コウロエンカワヒバリガイ, 分類 ...
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分布

オーストラリアニュージーランド原産。

日本では、本州四国九州に移入分布する。海外では、アドリア海に外来種として定着している[1]

分類

1981年の記載時は、カワヒバリガイの亜種 Limnoperna fortunei kikuchii として扱われ、1999年に別種として現在の学名に整理された[2]

特徴

殻長3cm。殻色は赤みがかった黒褐色。

内湾や河口の潮間帯に生息しており、集団で固着している。

外来種問題

日本では1972年に岡山県児島湾で最初に記録された[1]。その後、西日本各地で確認されている。バラスト水によって拡散したものと推測され、初記録のあった1970年代は日本とオーストラリアとの貿易量が増大した時期である[3][4]

外来生物法により要注意外来生物に指定されている。また、日本の侵略的外来種ワースト100に選定されている。

参考文献

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