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コフキゾウムシ

ゾウムシ科の昆虫 ウィキペディアから

コフキゾウムシ
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コフキゾウムシ(粉吹象虫、Eugnathus distinctus)はクズの葉を食べる小型のゾウムシの一種である[3]

概要 コフキゾウムシ, 分類 ...
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形態

体長は5mm程度でメスの方がやや大きい。一見緑色に見えるものが多いが、黒褐色の地肌に緑色の鱗粉を体一面に付けている。褐色の個体もある。他のゾウムシのように吻が長く伸びない。眼は丸くて黒い。鞘翅に細かい点々が縦に並ぶ[4][5]

生態

成虫は夏季にクズなどのマメ科植物の葉上に現れ、葉を食べて穴を開ける。近づくと葉の裏に回り込む。葉に白くて小さい卵を産み、幼虫は土中にもぐって根を食べて冬を越す[6]

分布

本州以南、韓国台湾などの東アジアに生息[1]


分類

クチブトゾウムシ亜科に属し、短吻類とも呼ばれる[7]。下顎やメスの受精嚢の形が特徴的で、系統発生的にはチビコフキゾウムシ属Sitonaの中に含まれる[8]

関連項目

  • クズ マメ科。蔓性で葉が大きく、容易に蔓延する。種々の昆虫の餌となる。
  • クズクビボソハムシ コフキゾウムシと同様に、クズの葉を食べる。

脚注

参考文献

外部リンク

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