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コーシカ
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コーシカ、ないし、バール・コーシカ (ロシア語: Бар Кошка) は、かつて札幌市中央区の狸小路商店街(狸小路6丁目)にあったロシア料理店[1]、あるいは、ロシア風居酒屋[2]。1977年に開店し[2]、2014年に閉店した[3]。
概要
創業者の宮尾長治は、小樽出身で、第二次世界大戦前から戦中にかけて南満州鉄道に勤務していたが、戦後に4年ほどのシベリア抑留を経験した[2][4]。その後、サラリーマン生活を経て、妻のすゞ子とともに、1977年にコーシカを開業した[4]。コーシカは、ロシア語で「ネコ」を意味する「Кошка」からとられているが、これは、創業者の宮尾(ミヤオ)という名字がロシア語におけるネコの鳴き声に似ていたことから、「コーシカ」が抑留当時の宮尾の渾名となり、後にそれを店名としたものである[3]。宮尾長治の死去後は長く妻すゞ子が経営し、さらにすゞ子の死去後は長男の政志が経営に当たったが[2]、2014年11月1日をもって閉店となった[3]。
店舗の外壁は丸太を全面にあしらっており、店内にはロシアの民芸品、食器や、ソビエト連邦時代のものも含む酒瓶などが飾られ、ロシアのポピュラー音楽や[2]、ロシア民謡が流されていた[1]。
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脚注
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