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サイモン・エマーソン
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サイモン・エマーソン(Simon Emmerson、1956年3月13日 - 2023年3月13日)は、イギリスのミュージシャン、音楽プロデューサーであった。サイモン・ブース(Simon Booth)名義でも活動。ウィークエンド、ワーキング・ウィーク、アフロ・ケルト・サウンド・システムの3つのバンドを創設した。
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生い立ち
ロンドン生まれ。父のアラン・エマーソンは建築家でありロック・バンド、スクリュー(Screw)のマネージャーでもあった。その妻マーシアは社会学の講師で、夫婦ともに共産党員だった。サイモンは父が深くかかわったフォレスト・スクール・キャンプに通い、フォークソングと自然、バードウォッチングへの愛を育んだ[1]。
経歴
ウィークエンド
1981年にアリソン・スタットンとともにウィークエンドを結成した。その際にはサイモン・ブースを名乗った。この時期にはエヴリシング・バット・ザ・ガールのデビュー・アルバム『エデン』にもギタリストとして参加している。
ワーキング・ウィーク
1983年にサックス奏者のラリー・スタビンスとワーキング・ウィークを結成した。サイモン・ブース名義。このバンドは1991年に解散するまでに5枚のアルバムを発表する。
アフロ・ケルト・サウンド・システム
ピーター・ガブリエルの主宰するリアル・ワールド・スタジオでのセッションを経て、1995年にアフロ・ケルト・サウンド・システムを結成。同年にはセネガル出身のバーバ・マール(Baaba Maal)のアルバム『Firin' in Fouta』のプロデュースによりグラミー賞にノミネートされた。
ピーター・ガブリエルとは、ミレニアム・ドーム・ショウのサウンドトラック・アルバム『OVO: The Millennium Show』(2000年)の制作でも共同作業を行なった。
イマジンド・ヴィレッジ
様々なルーツを持つアーティストたちが集まったプロジェクト、イマジンド・ヴィレッジ(The Imagined Village)の主催者となり、アルバムではギターも演奏した。
ラッシュの音楽監督
2008年には化粧品・バス用品メーカーのラッシュに音楽監督として入社し、スパで流れる音楽を制作した[4]。
エマーソン・コーンクレイク・アンド・コンスタンティンというレコード会社を、ラッシュの共同創業者マーク・コンスタンティンと共同で設立した。
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私生活と死
熱心なバードウォッチング愛好家であり[5]、現代ドルイド教の信者でもあった[6]。また、ブロードウィンザーに暮らしていた。
ディスコグラフィ
アフロ・ケルト・サウンド・システム
- アフロ・ケルト・サウンド・システムの項を参照
プロデュース作品
- バーバ・マール : Firin' in Fouta (1994年)
- ショウ・オブ・ハンズ (Show of Hands) : Witness (2006年)[9]
- イマジンド・ヴィレッジ : The Imagined Village (2007年、リアル・ワールド・レコード)
脚注
外部リンク
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