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サウロ級潜水艦
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ナザリオ・サウロ級潜水艦 (イタリア語: Sommergibili Classe Nazario Sauro) はイタリア海軍の潜水艦で、現在運用中の艦級である[2]。エンリコ・トーチ級の後継艦として、改良型を含め8隻が建造された[1]。
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概要
初期の4隻は、1972年と1976年に2隻ずつが発注され、1979年から1982年にかけて就役している。1990年から1993年にかけて近代化改修が行われ、バッテリーや補機の一部を更新するとともに、居住性の向上が図られた[1]。
1983年と1988年には改良型が2隻ずつ発注され、1988年から1995年にかけて就役した。これは改サウロ級[2]もしくはサルヴァトーレ・ペロシ級[1]として別級と扱われることもある。初期の4隻に比べると排水量が増加し、HY80高張力鋼を多用することで通常航行深度が300m、最大潜航深度が600mに増大している[1]。後期発注艦2隻は遮音タイルの装着や上構の延長、測距ソナー用突起の廃止などの変更が行われ、外観も異なる[1]。2004年末までに音響センサーなどの近代化改修が行われた[2]。
初期に就役した4隻が退役し、後継には212A型が充てられた[2]。改サウロ型4隻の後継としては212NSF型が建造中であり、2027年から2031年にかけて就役予定とされている[2]。
ハープーンUSMの搭載は行われておらず、2024年時点で7、8番艦のみ搭載を検討中とされている[2]。
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同型艦
全艦、モンファルコーネ造船所で建造された。
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出典
外部リンク
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