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サカキカズラ

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サカキカズラ
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サカキカズラ(榊葛、学名:Anodendron affine)はキョウチクトウ科サカキカズラ属常緑つる性木本。和名はサカキに似た葉の形にちなむとされる[2]

概要 サカキカズラ, 分類(APG IV) ...
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サカキカズラの裂開した黒い果実(2025年2月 沖縄県石垣市 バンナ公園)
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特徴

つるはZ巻で高さ10 mに達する。葉は長さ6–14 cmの長楕円形で光沢があり全縁、対生する。枝葉とも無毛。春に咲く花は淡黄色で、枝先または上部の葉腋から出る集散花序につく。花冠は細長い筒部の先が5裂し、各裂片は片側へこより状にねじれて重なる。雄蕊は5個。実は長さ8–12 cm、基部が太く先が細い円柱状の袋果で硬く緑~褐色、冬に結実する。成熟すると実は180度に開き、中から長い綿毛をもつ種子が出てくる[2][3][4][5]

分布と生育環境

関東南部(千葉県以西)~沖縄県先島諸島、海外では台湾、中国、インドに分布。POWO[6]ではこれに加えて東南アジアが含まれる。海辺の低地~山地の林に生育する[3][4][5]

日本産のサカキカズラ属は本種1種のみだが、東南アジアには本種を含め約16種[4]ないし17種[7]が知られる。

脚注

参考文献

外部リンク

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