サトゥルニノ・デ・ラ・フエンテ・ガルシア

サトゥルニノ・デ・ラ・フエンテ・ガルシア（Saturnino de la Fuente Garcia、1909年2月11日 - 2022年1月18日）は、スペインのスーパーセンテナリアン。スペイン・カスティーリャ・イ・レオン州在住の長寿の男性。2021年8月12日から死去するまで男性長寿世界一となっており、スペイン国内でもマリア・ブラニャス・モレラに次いで2番目の高齢者であった。また、スペインでの1909年生まれ最後の人物でもあった。誕生日は2月8日ともされるが、正しいのは2月11日である^[1]。

サトゥルニノ・デ・ラ・フエンテ・ガルシア Saturnino de la Fuente García
生誕	1909年2月11日 スペイン・カスティーリャ・イ・レオン州レオン県レオン
死没	(2022-01-18) 2022年1月18日（112歳没） スペイン・カスティーリャ・イ・レオン州レオン県レオン
著名な実績	存命中の世界最高齢男性（2021年8月12日 - 2022年1月18日）

経歴

1909年2月11日生まれ。地元の工場で勤務し^[2]、13歳の頃から65歳のころまで^[3]靴職人として働いた。1927年にはフットボールクラブの創設者の一人になり、センターフォワードとして活躍した。フエンテはその後名誉会員となる^[4][5]。

1933年4月29日、アントニナ・バリオと結婚する。当時、7人の娘と1人の息子、計8人の子供を持っていた（そのうち3人はスペイン風邪とCOVID-19の影響で死去^[2][6]）。

1936年、スペイン内戦が勃発したが、自身の身長の関係でフエンテは戦うことはなかった^[6]。しかしその代わりにブーツ製造の仕事を行うこととなった^[7]。

1937年、コンドル軍団の航空機がフエンテがいた建物に墜落した際^[6][5]、3人が死亡したものの、フエンテは奇跡的に無傷で救出された^[5]。

2021年9月10日、「存命中の世界最高齢の男性」として正式にギネス世界記録に認定された。その際のインタビューで、長寿の秘訣は「穏やかな人生（をすごすこと）」と語った^[8]。

2022年1月18日に死去^[9]。

長寿記録

• 2019年2月11日、110歳の誕生日を迎える^[10]。
• 2019年8月28日、イエス・マオス・ペレスの死去により、スペイン国内最高齢の男性となる。
• 2020年2月23日、渡邉智哲の死去により、世界で5番目に長寿の男性となる。^[要出典]
• 2021年8月12日、エミリオ・フロレス・マルケスの死去により、世界最高齢男性となる。
• 2022年1月18日、112歳341日で死去した。次の男性長寿世界一はベネズエラ・タチラ州在住のフアン・ビセンテ・ペレス・モラとなった。