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サンショウ属
ミカン科の属 ウィキペディアから
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サンショウ属(山椒属、さんしょうぞく、学名: Zanthoxylum)は、ミカン科の属の一つである。 中国では花椒属と呼ぶ。
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学名の由来
属名はギリシア語の「黄色い (Xantho- ) 木 (xylum) 」 の意味で、ギリシア語で黄色の zanthos と材の xylon [1]、つまり木質部(内皮)が黄色みを帯びていることによる[2][3]。
主な種
- カラスザンショウ Zanthozylum ailanthoides[4]
- アマミザンショウ Z. amamiense[4]
- トウフユザンショウ Z. armatum[4]
- イワザンショウ(別名: ヒレザンショウ)Z. beecheyanum[4]
- オーストラリアサティンウッド(英語: satinwood in Australia)Z. brachyacanthum[5]
- カホクザンショウ Z. bungeanum[4]
- ヒメハゼザンショウ Z. dimorphophyllum[4]
- コカラスザンショウ Z. fauriei[4]
- ウエストインディアンサティンウッド(英: West Indian satinwood)Z. flavum(シノニム: Fagara flava[5])
- オロンボゴ(ガボン: olon-vogo)Z. gilletii(シノニム: Fagara macrophylla[5])
- オロン(ガボン: olon; 赤道ギニア: olong)Z. heitzii(シノニム: Fagara heitzii[5])
- ネワタノキ Z. integrifoliolum[4]
- チェンクリン(マラヤ: chenkring)Z. myriacanthum[5]
- テリハザンショウ(別名: テリバザンショウ)Z. nitidum (Roxb.) DC.[4]
- サンショウ Z. piperitum (L.) DC.[4]
- ハンタールドゥリ(マラヤ: hantar duri)Z. rhetsa[5]
- ツルザンショウ Z. scandens[4]
- イヌザンショウ Z. schinifolium[4](シノニム: アリサンザンショウ Z. pteropodum)
- トウザンショウ Z. simulans[4]
- ヤクシマカラスザンショウ Z. yakumontanum[4]
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性状
世界の熱帯・亜熱帯および温帯地方に広く分布しており、250種あまりが知られている[2][3]。落葉または常緑の低木または高木で、樹高は2 - 8メートルくらいのものが多い。幹は直立する。葉は互生し、羽状複葉で、潰すと香り(時に不快臭)があるものが多く、辛みと舌を痺れさせるような刺激性がある。全体に棘を持つものが多い。花は小さく、萼片および花弁は4または5で、花弁を欠くものもある。
利用
サンショウは日本で、カホクサンショウは中国、特に四川省で料理にスパイスとして用いられる。またヨーロッパでは一部の種が、リウマチおよび歯痛の特効薬として用いられていた。
脚注
関連項目
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