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シカゴランド・スピードウェイ
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シカゴランド・スピードウェイ (Chicagoland Speedway) は、アメリカ合衆国のサーキット。イリノイ州ジョリエットに所在する。名称こそシカゴの名を冠するが、距離的にもジョリエットの方が近い。
全長は1.5マイル、2001年オープン。ドラッグレース専用コースやハーフマイルのダートトラックも備える。
NASCARではエクスフィニティ・シリーズが7月と9月の年2回、モンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズが9月、ガンダー・アウトドアーズ・トラック・シリーズが7月の年1回開催される。カップシリーズにおいては、2011年以降チェイス・フォー・ザ・スプリントカップの第1戦にスケジュールされる。
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トラックの特徴
- コース寸法
ホームストレート前に緩やかなコーナーを持つDシェイプ・オーバルではあるが、バックストレッチ側も緩やかなカーブなのがこのコースの特徴。NASCARの水準では高いバンク角では無いが、それでも平均速度が180マイル後半に達するハイスピードトラックと言える。
オーバルレースでは、タイヤのキャンバーセッティングやスタッガー等により、マシンが左に曲がりやすくなるよう調整されている。このトラックのバックストレッチも湾曲しているため、車の特性をコース全体で活かすことができる。しかし、直進できる箇所がないためドラフティングが効きづらく、どちらかといえば乱流を受けマシンの挙動が不安定になりやすい。また、先行車がラインをワイドに使える利点も合いまって、NASCARのレースはオートクラブ、ミシガンやポコノのように、1列を維持した順位変動が少ない展開になる。
道幅が広く3ワイドや4ワイドも可能だが、横に並ぶ場面がリスタート直後に限られやすいため、その道幅はさらに広く感じられる。
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僅差の優勝争い
2000年代のインディカー・シリーズでは、1.5マイルオーバルでのサイド・バイ・サイドのポジション争いが多く見られたが、中でもシカゴランド・スピードウェイでは何度も接戦が生まれた。1/100秒以下で決着がついたレースとそのタイム差は以下のとおり。
- 0.00249秒:インディカー・シリーズ史上最小タイム差 - 2002年9月8日/1位:サム・ホーニッシュJr. - 2位:アル・アンサーJr.[1]
- 0.0033秒 - 2008年9月7日/1位:エリオ・カストロネベス - 2位:スコット・ディクソン
- 0.0077秒 - 2009年9月29日/1位:ライアン・ブリスコー - 2位:スコット・ディクソン
- 0.0099秒 - 2003年9月7日/1位:サム・ホーニッシュJr. - 2位:スコット・ディクソン(3位のブライアン・ハータまで0.0100秒差)
開催されているレース
- モンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ
- NASCARエクスフィニティ・シリーズ
- NASCARガンダー・アウトドアーズ・トラック・シリーズ
- ARCA
- USAC(United States Automobile Club)シルバークラウン・シリーズ
コースレコード
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参照
関連項目
外部リンク
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