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シュールブリードのポンソンビー男爵
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シュールブリードのポンソンビー男爵(英: Baron Ponsonby of Shulbrede)は、連合王国貴族の男爵位。
ベスバラ伯爵家の分流で自由党から労働党へ移籍した政治家アーサー・ポンソンビーが1930年に叙されたのに始まる。
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歴史
3代ベスバラ伯爵フレデリック・ポンソンビー(1758-1844)の次男サー・フレデリック・キャヴェンディッシュ・ポンソンビー(1783-1837)は、陸軍軍人となり、少将まで昇進した[1]。その長男であるサー・ヘンリー・ポンソンビー(1825-1895)も陸軍大将まで昇進した陸軍軍人でヴィクトリア女王の個人秘書官を務めたことで知られる[2]。
その三男であるアーサー・ポンソンビー(1871–1946)は、はじめ自由党、ついで労働党の庶民院議員を務め、労働党政権のマクドナルド内閣において役職を歴任した。そして1930年1月17日にはサセックス州におけるシュールブリードのシュールブリードのポンソンビー男爵(Baron Ponsonby of Shulbrede, of Shulbrede in the County of Sussex)に叙され[3][4]、貴族院議員に転じ[5]、労働党貴族院院内総務を務めた[3][4]。
彼の死後、爵位は息子から息子へという直系で2016年現在まで継承され続けている。2016年現在の当主は第4代男爵フレデリック・ポンソンビー(1958年-)である[3]。現当主も労働党の政治家として活躍したので、1999年の貴族院改革で世襲貴族としての議席を失った後の2000年4月19日に一代貴族西サセックス州におけるシュールブリードのローアンプトンのポンソンビー男爵(Baron Ponsonby of Roehampton, of Shulbrede in the County of West Sussex)に叙せられて再び貴族院議員となった[3][6][7]。
本邸は西サセックス・リンチミアにあるシュールブリード・プライオリーである[3]。家訓は「国王と法律と人民のために(Pro Rege Lege Grege)」[3]。
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シュールブリードのポンソンビー男爵(1930年)
- シュールブリードの初代ポンソンビー男爵アーサー・オーガスタス・ウィリアム・ヘンリー・ポンソンビー (1871–1946)
- シュールブリードの2代ポンソンビー男爵マシュー・ヘンリー・ヒューバート・ポンソンビー (1904–1976)
- シュールブリードの3代ポンソンビー男爵トマス・アーサー・ポンソンビー (1930–1990)
- シュールブリードの4代ポンソンビー男爵フレデリック・マシュー・トマス・ポンソンビー (1958年-)
- 法定推定相続人は現当主の息子キャメロン・ジョン・ジャクソン・ポンソンビー (1995-)
系図
シュールブリードのポンソンビー男爵ポンソンビー家系図
1723年ダンキャノン子爵 | |||||||||||||||||||||||||||
初代ダンキャノン子爵 ウィリアム 1659–1724 | |||||||||||||||||||||||||||
1739年ベスバラ伯 | |||||||||||||||||||||||||||
初代ベスバラ伯 ブラバゾン 1679–1758 | |||||||||||||||||||||||||||
2代ベスバラ伯 ウィリアム 1704–1793 | ジョン 1713-1787 | ||||||||||||||||||||||||||
1806年(イモキリー)ポンソンビー男爵 | |||||||||||||||||||||||||||
3代ベスバラ伯 フレデリック 1758–1844 | 初代ポンソンビー男爵 (イモキリーの) ウィリアム 1744-1806 | ||||||||||||||||||||||||||
(イモキリー)ポンソンビー男爵家 | |||||||||||||||||||||||||||
1838年ド・モーリー男爵 | |||||||||||||||||||||||||||
4代ベスバラ伯 ジョン 1781–1847 | フレデリック 1783-1837 | 初代ド・モーリー男爵 ウィリアム 1787-1855 | |||||||||||||||||||||||||
ベスバラ伯爵家 | ド・モーリー男爵家 (ウートンのポンソンビー)準男爵家 | ||||||||||||||||||||||||||
ヘンリー 1825-1895 | |||||||||||||||||||||||||||
1935年サイゾンビー男爵 | 1930年(シュールブリード)ポンソンビー男爵 | ||||||||||||||||||||||||||
ジョン 1866-1952 | 初代サイゾンビー男爵 フレデリック 1867-1935 | 初代ポンソンビー男爵 (シュールブリードの) アーサー 1871-1946 | |||||||||||||||||||||||||
サイゾンビー男爵家 | |||||||||||||||||||||||||||
2代ポンソンビー男爵 (シュールブリードの) マシュー 1904–1976 | |||||||||||||||||||||||||||
3代ポンソンビー男爵 (シュールブリードの) トマス 1930–1990 | |||||||||||||||||||||||||||
4代ポンソンビー男爵 (シュールブリードの) フレデリック 1958– | |||||||||||||||||||||||||||
キャメロン・ポンソンビー 1995– (法定推定相続人) | |||||||||||||||||||||||||||
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出典
関連項目
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