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シロキクラゲ目

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シロキクラゲ目
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シロキクラゲ目(シロキクラゲもく、学名: Tremellales)は、担子菌門に属するの一つ。

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概容

シロキクラゲ目は、菌類樹木植物上に生えるキノコの集合である。キクラゲ目等に似ているが、担子器そのものが縦に四分され、それぞれから長い柄を出してその先に担子胞子を形成する点で、はっきりと区別される。

主なものに共通する特徴として、軟質でゴムのような子実体を形成するという特徴がある。この子実体は乾いていくと白色または褐色に変色し、艶が無い皮革状に変化する。いったん乾いた子実体は回復しないように思われやすいが、水を含むと軟質な子実体に戻り、数時間で胞子を放出し始める。子実層には歯牙状の突起があり、ハリタケ属に似ている。保水力が高いのは、ムコ多糖などの多糖類食物繊維が多く含まれるためで、これらの成分からこの目(もく)のキノコは美容などのために良いとされる。

参考文献

  • 『ウェブスター菌類概論』 著者:ジョン・ウェブスター 訳者:椿啓介、三浦宏一郎、山本昌木 出版:講談社 ISBN 4061396099
  • 『原色日本菌類図鑑』 著者:今関六也、本郷次雄 出版:保育社 ISBN 458630023X

関連項目

外部リンク

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