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シーフォード男爵
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シーフォード男爵(英: Baron Seaford)は、イギリスの男爵、貴族。連合王国貴族爵位。
2020年現在、シーフォード男爵エリス家は男爵以外の爵位を持たない。
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歴史

チャールズ・エリス(1771-1845)はジャマイカの砂糖プランテーションを経営する一族に生まれた。彼は渡英ののちオックスフォード大学に進学、在英不在農園主となった[1][2]。エリスは1793年より庶民院議員を務めたのち、1826年7月1日にサセックス州シーフォードのシーフォード男爵(Baron Seaford, of Seaford in the County of Sussex)に叙されて貴族院に転じた[1][3][4][5]。
その長男チャールズ・オーガスタス(1799-1868)は1803年に母方の曽祖父たる第4代ブリストル伯爵から古いイングランド貴族爵位「ハワード・ド・ウォルデン男爵」を継承した[註釈 1][3][6][7]。彼は1845年にも父からシーフォード男爵を相続したため、以降は5代男爵まで両男爵位は継承権者を一にする[6]。また、チャールズはポートランド公爵家令嬢ルーシーと結婚したため、結果的にロンドンの一等地メリルボーンの地所が男爵家にもたらされることとなった[6][8]。
その子である3代男爵フレデリック(1830-1899)の代に、男爵家は「英国随一の裕福な貴族」と評された[9]。フレデリックののちは、その息子トマスが爵位を襲った[6]。
4代男爵トマス(1880-1946)は1917年に勅許を得て、その家名に祖母の姓「スコット(Scott)」を加えている[10]。
5代男爵ジョン(1912-1999)が男子なく死去すると、シーフォード男爵は2代男爵の次男の子孫に遡って、親族のコリンが継承した[註釈 2][4][6]。他方、ハワード・ド・ウォルデン男爵はジョンの4人の娘の間で停止したが、2004年に長女メアリー・ヘイゼル(1935-)に帰属する形で解消された[6]。
その6代男爵コリン(1946-)が2020年現在の男爵家現当主である。
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シーフォード男爵(1826年)
- 初代シーフォード男爵チャールズ・ローズ・エリス (1771–1845)
- 第2代シーフォード男爵チャールズ・オーガスタス・エリス (1799–1868) (1803年以降、ハワード・ド・ウォルデン男爵を継承)
- 第3代シーフォード男爵フレデリック・ジョージ・エリス (1830–1899)
- 第4代シーフォード男爵トマス・イヴリン・スコット=エリス (1880–1946)
- 第5代シーフォード男爵ジョン・オズマエル・スコット=エリス (1912–1999) (1999年以降、ハワード・ド・ウォルデン男爵分離)
- 第6代シーフォード男爵コリン・ハンフリー・フェルトン・エリス (1946-)
脚注
関連項目
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