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ジェイミー・カラム
イギリスのジャズ歌手、ピアニスト (1979-) ウィキペディアから
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ジェイミー・カラム(Jamie Cullum、1979年8月20日 - )は、イギリス・エセックス出身のジャズシンガー、ピアニスト、マルチ・プレイヤー。

経歴
要約
視点
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父方はドイツ系ユダヤ人で、母方はインドとビルマの血をひく。兄のベン・カラムも含め、音楽一家に育つ。両親や兄の影響で、ジャズからロック、ヒップホップ、アシッドジャズ、ブルースまで、さまざまな音楽に親しみながら、マイルス・デイヴィスやビル・エヴァンスでジャズに目覚めた。レディング大学(University of Reading)で英文学と映画を学び、首席で卒業。好きな作家は、ノーベル文学賞受賞作家のアーネスト・ヘミングウェイをはじめ、ビート・ジェネレーションのジャック・ケルアックとアレン・ギンズバーグ等々。
インディーズ時代(1999年 - 2002年)
1999年、同大学に在学中、彼はトリオ編成でスタンダード・ジャズやポピュラー・ソングの数々を自主レコーディングし、こよなく愛するコール・ポーターやデューク・エリントンなどの曲をカヴァーしたアルバム『Heard It All Before』を500枚限定で自主制作した後、ライブ活動を活発化させていく。
大学卒業後は、海の上のピアニストとして、クルーズ客船での職に就き、フィヨルド・クルーズ、ギリシャ周遊クルーズ、アマルフィ海岸クルーズ等々で、2週間単位の船旅に出てバンドで演奏した。
2002年、アメリカのジャズ・レーベル、キャンディド・レコードからリリースしたアルバム『ポイントレス・ノスタルジック』は、英国内で10万枚売れるヒットを記録した。
メジャー・デビュー(2003年 - 現在)
ジェイミー・カラムは、ジャズ・レーベルからリリースした『ポイントレス・ノスタルジック』のヒットが契機となり、英ユニバーサル・ミュージックと100万ポンドの契約を結んだ。
2003年10月、メジャー・デビュー・アルバムとなった『ジェイミー・カラム (Twentysomething)』は、英国ジャズ史上では最速で売れたアルバムとなり、全英アルバムチャートで3位にランクイン。米ビルボードのジャズ・チャートでも3位を記録した。自作曲はもちろん、「雨に唄えば」や、コール・ポーター作品、ジミ・ヘンドリックスやジェフ・バックリィといったロック曲のジャズ解釈も含まれた、奔放な作風となった 。
同アルバムは、第47回グラミー賞ベスト・ジャズ・ヴォーカル部門ノミネート作品となり、ビルボードのコンテンポラリー・ジャズ・チャート部門では31週連続トップ10に入り、全世界で売上250万枚を突破するなどセールス面で大成功を収め、名声を手にした。そして同アルバム『ジェイミー・カラム』収録の「エヴァーラスティング・ラヴ」が、映画『ブリジット・ジョーンズの日記』の続編『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』の主題歌に選ばれた。
2004年8月、日本のフジロックフェスティバルに初出演した。
2005年9月、アルバム『キャッチング・テイルズ』をリリース。全英アルバムチャートで4位にランクイン。米ビルボードのトップ・コンテンポラリー・ジャズ部門チャートで1位を記録した。
2009年11月、アルバム『ザ・パースート』をリリース。
2013年5月、アルバム『モーメンタム』をリリース。
2014年4月末、ジェイミーは、バラク・オバマ米大統領がホストを務め、ホワイトハウスで開催する「International Jazz Day Concert」に、ウェイン・ショーター、チック・コリア、ジョン・マクラフリン、ロバート・グラスパー、エスペランサ・スポルディングらといった、新旧のジャズの巨人たちと共に招待された。
2014年10月、アルバム『インタールード』をリリース。
2015年12月、スターウッド・ホテルズ&リゾーツ・ワールドワイドが運営する最高級ホテル「セントレジス」のアンバサダーに就任し、翌2016年5月にセントレジスホテル大阪で一夜限りのプレミアム・ディナーショー「The Jazz Legends at St. Regis」を開催した。
2018年10月、ジェイミー・カラムのラジオ番組が英国ラジオ・アカデミーで「ベスト・ミュージック・プレゼンター賞」を受賞。
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私生活
2010年にファッションモデルのソフィー・ダールと結婚した。ジェイミー・カラムの身長は164cm、ソフィー・ダールは183cmと、2人の身長差は19cmある[1]。2人の間には、2011年と2013年に生まれた娘が2人いる。
ラジオDJ
2010年4月より、ジェイミー・カラムがプレゼンターを務めるラジオ番組がBBC ラジオ2で放送されている。2014年4月より、日本でもInterFMにて『Jamie Cullum's Jazz Riot』のタイトルで放送開始[2]。2015年3月に日本での放送は終了。
日本公演
- 2004年
- 1月28日 東京 Blue Jay Way
- 8月1日 フジロックフェスティバル
- 2006年
- 2月22日 ZIP-FMサロンライブ
- 2月25日 渋谷Apple Storeサロンライブ
- 6月9日 名古屋CLUB QUATTRO
- 6月10日 大阪心斎橋CLUB QUATTRO
- 6月12日 東京渋谷CLUB QUATTRO
- 6月13日 東京渋谷CLUB QUATTRO
- 12月4日 広島CLUB QUATTRO
- 12月5日 大阪厚生年金会館芸術ホール
- 12月6日 東京SHIBUYA-AX
- 12月7日 東京SHIBUYA-AX
- 2008年
- 10月31日 東京 恵比寿ザ・ガーデンホール
- 11月1日 東京 恵比寿ザ・ガーデンホール
- 2010年
- 2月11日 東京 表参道ヒルズ・スペースオー(J-WAVE バレンタインマーケット ドコモ ラブ カフェ)
- 4月5日 大阪なんばHatch
- 4月7日 東京JCBホール
- 4月8日 東京Zepp Tokyo
- 7月31日 フジロックフェスティバル
- 2014年
- 1月29日 東京 渋谷 ORCHARD HALL
- 1月30日 東京 渋谷 ORCHARD HALL
- 1月31日 大阪なんばHatch
- 2月2日 名古屋 ダイアモンドホール
- 2月3日 広島CLUB QUATTRO
- 2月4日 福岡 DRUM LOGOS
- 2016年
- 5月6日 大阪 セントレジスホテル大阪
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ディスコグラフィ
要約
視点
スタジオ・アルバム
ライブ・アルバム
- Live at Ronnie Scott's (2006年) ※iTunes限定
コンピレーション・アルバム
- In the Mind of Jamie Cullum (2006年)
- Jamie Cullum: Influences (2007年)
- Devil May Care! (2010年)
- The Song Society Playlist (2018年)
- Song Society Volume 2 (2019年)
- For the Love (2022年)
シングル
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関連項目
- リッキー・ロス - 『The Pursuit』の1stシングル(I'm All Over It )にソングライターとして参加。
- トヨタ・アルファード - シングル「Save Your Soul(en)」がCM曲となる。
脚注
外部リンク
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