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ジェンダー不平等指数

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ジェンダー不平等指数
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ジェンダー不平等指数ジェンダーふびょうどうしすう: Gender Inequality Index、GII)は、国連開発計画(UNDP)が『人間開発報告書2010』で導入したジェンダー格差の測定指標である[2]。2009年まで発表されていたジェンダー・エンパワーメント指数に女性の健康や教育水準などを評価項目に加える形で導入された[3]。なお、経済平和研究所は、GIIは世界平和度指数と0.71と高い相関があり、GIIは積極的平和指数の24項目の一つであると発表している[4]

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ジェンダー不平等指数を国ごとに色分けした図。(データは2019, published in 2020より。). が濃い程ジェンダー不平等、が濃い程ジェンダー平等な国であることを指す。[1]

類似指標として、同じくUNDPが発表するジェンダー開発指数や、世界経済フォーラムが発表するジェンダー・ギャップ指数などがある。

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算出方法

ジェンダー不平等指数は、次の3つの側面おける達成度の、女性と男性の間の不平等を表す指標である[5]。値は0から1の間の数字で表され、0が「女性と男性が完全に平等な場合」、1が「すべての側面において、男女の一方が他方より不利な状況に置かれている場合」を表す。

  • リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)
    • 妊産婦死亡率
    • 15~19歳の女性1000人当たりの出産数
  • エンパワーメント
    • 両性が立法府の議席に占める割合
    • 両性の中等・高等教育の達成度
  • 労働市場への参加
    • 女性の就労率

順位

要約
視点

2019年に算出された162か国の順位は以下の通りである[6]

さらに見る ジェンダー不平等指数の順位, 人間開発指数の順位 ...
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脚注

関連項目

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