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ジェント
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ジェント(英: Djent) は、プログレッシブ・メタルより派生したヘヴィメタルのジャンルの一つ。[1][2]。

概要
2000年代初期に、メシュガーのギタリスト、フレドリック・トーデンダル (Fredrik Thordendal) のプレイが、このジャンルに影響を与えた。[3]その後ペリフェリーのミーシャ・マンソー(Misha Mansoor、デビュー前からインターネットフォーラムへの投稿等で知られていた)によって、インターネットを通じて一般的になった[4]。
7弦ギターもしくは8弦ギターの低音弦上でのパワーコードとブリッジミュートによって得られる独特なディストーションサウンドを擬声語として表したものである[5]。主に旧来の6弦ギターとサウンドの違いを指す意味で用いられるが、かなりカジュアルな用いられ方もされ、その指す所は本来の意味から離れ一定でなくなりつつある[4] (#批判の項で後述)。
詳細/音楽スタイル
上述のように、このジェントにおける重要なアーティストでありサウンドモデルとしてメシュガー、あるいはバンドの中心メンバーであるフレドリック・トーデンダルが挙げられる。また、ジェントと呼ばれる代表的なバンドには、ペリフェリー、アニマルズ・アズ・リーダーズ、ボーン・オブ・オシリス、ヴィルドジャルタなどがある。それらの共通点としては、
などが特筆すべき点であり、音楽的な特徴である[7]。
ペリフェリーやボーン・オブ・オシリスが楽曲によって普通にドロップチューニングによる6弦ギターを使用したり、中音域の弦を2本取り払い、そこへさらに2本の低音弦を追加し、チューニングを低い方からF C F Bb A Bbとした6弦ギターを使用するバンドもいるようである[8]。
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批判
ジェント・バンドと見なされるバンドを含む幾つかのメタルバンドのメンバーはこの用語を短期的・一時的なブームであると見做し、そのジャンルとしての地位を疑問視し、また非難している[9][10]。 インターネット発祥であることへの反発という側面もある。
また、「当事者」たるペリフェリーのミーシャ・マンソーはGuitar Messengerのインタヴューにおいて、「自分は "Djenty"(ジェント的な、ジェントっぽい) なサウンドを出せる機材を探していた。『このピックアップは "Djenty" か?』という風に用いていたが、何故か全く別な方向に行ってしまった。人々はそれを音楽のスタイルを指すものだと思ったようだ」と語っている[11]。
主なバンド
脚注
関連項目
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