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ジュニア・ジャパン
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ジュニア・ジャパンは、日本ラグビーフットボール協会がかつて組織していたU23(23歳以下の)ナショナルチームである。2024年現在は「ジュニア・ジャパン」というチーム構成は無くなり、「JAPAN XV」が正代表の経験のない若手のA代表(第2代表)として組織されている[1][2]。2025年には新たに「U23ラグビー日本代表」が編成される[3]。
歴史
2012年度から、日本ラグビーフットボール協会はワールドカップ2019に向けた若手選手育成プロジェクト「ジュニア・ジャパン」プログラムが始まった[4][5]。
2013年からジュニア・ジャパンは、U23で構成する「A代表(第2代表)」の大会「パシフィックラグビーカップ・オ―ストラリアシリーズ(Pacific Rugby Cup Australian series)」、後の「ワールドラグビーパシフィックチャレンジ(World Rugby Pacific Challenge)」に参加した。
以後ジュニア・ジャパンは、毎年3月に開催のU23対象「ワールドラグビーパシフィックチャレンジ(フィジーA、サモアA、トンガA、ジュニア・ジャパンの4チームのみで開催)」に向けた、短期間かつ地域限定的な活動となっていた[6]。
2020年には優勝を果たした[7]。その直後、新型コロナウイルス感染症の世界的流行により活動が停止した[8]。
2023年5月に、3年ぶりにワールドラグビーパシフィックチャレンジが開催されることになった[9]。同大会は23歳以下が対象だが、6月中旬から南アフリカで開催されるU20チャンピオンシップに向けた準備として、20歳以下で構成されるU20日本代表チームで「ジュニア・ジャパン」を結成[9][10]。ヘッドコーチも、U20日本代表を担当しているロブ・ペニーが担当した[9]。
2024年からは、U20日本代表に数名のシニア選手を加え、チーム名を「JAPAN XV(ジャパン・フィフティーン)」とし、引き続き「ワールドラグビーパシフィックチャレンジ」に出場する[1][2]。期を同じくして、日本ラグビーフットボール協会の公式サイトでは「ジュニア・ジャパン」の項目は「JAPAN XV」の見出しに差し替えられた[11][1]。
以上にように、U23での「ジュニア・ジャパン」は、2020年の活動(ワールドラグビーパシフィックチャレンジ優勝)が最後である。
2025年、将来の日本代表選手の育成を加速するためのプロジェクト「JAPAN TALENT SQUADプログラム2025」により、23歳以下の選手からなる「U23ラグビー日本代表」が編成される[3]。
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成績
要約
視点
ワールドラグビー パシフィックチャレンジ
2006年から2014年まで「IRBパシフィックラグビーカップ(IRB Pacific Rugby Cup)」が行われ、ジュニア・ジャパンは2013年から参加した。2010年まではフィジー・サモア・トンガからの2チームずつ計6チームによる総当たり戦だった。2011年から2014年までは、フィジー・サモア・トンガの国代表予備軍(Aチーム)1チームずつに加え、オーストラリアとニュージーランドのクラブチームの予備軍(Aチーム、XVチーム)が多数参加した。
2015年からは、大会名を「ワールドラグビーパシフィックチャレンジ(World Rugby Pacific Challenge)」に改称した。
2024年に刷新され、「オセアニアラグビーU20チャレンジ(Oceania Rugby U20s Challenge)」となり、「ワールドラグビーU20トロフィー」への出場権を争うオセアニア大会となった[12]。このため、日本は出場しない。
ワールドラグビーパシフィックチャレンジ
「IRBパシフィックラグビーカップ(IRB Pacific Rugby Cup)」から改称。現在はフィジーA、サモアA、トンガA、ジュニア・ジャパンの4チームで競っている。
U23(23歳以下)の大会だが、2023年にはU20日本代表が出場[9][10]、1勝2敗で4チーム中3位となった[32][33]。
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脚注
関連項目
外部リンク
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