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ジョーダン・プール

アメリカのバスケットボール選手 (1999 - ) ウィキペディアから

ジョーダン・プール
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ジョーダン・アンソニー・プールJordan Anthony Poole, 1999年6月19日 - )は、アメリカ合衆国ウィスコンシン州ミルウォーキー出身のプロバスケットボール選手。NBAニューオーリンズ・ペリカンズに所属している。ポジションはシューティングガードまたはポイントガード

概要 ニューオーリンズ・ペリカンズ No.13, ポジション ...
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経歴

要約
視点

学生時代

プールはイリノイ大学インディアナ大学ネブラスカ大学メンフィス大学マーケット大学バージニア工科大学オーバーン大学などのバスケットボール強豪校からオファーがある中、ビッグ・テン・カンファレンスに所属するミシガン大学に進学した[2][3][4][5]

1年生

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2017-18シーズンでのプール

2017年12月、ミシガン大学での開幕戦でプールはチームハイの19得点を記録しインディアナ大学を69-55で勝利した[6][7]。2018年1月15日のメリーランド大学戦では、3本の3ポイントシュート沈めて、ミシガン大学は7本連続で3ポイントシュートを決め、68-67で勝利した[8][9]。ミシガン大学はレギュラーシーズン33勝7敗を記録し、NCAAトーナメントに出場。決勝まで進出したが、ジェイレン・ブランソンミカル・ブリッジズなど率いるビラノバ大学に敗れ、準優勝となった[10][11]。2017-18シーズンのミシガン大学には2018年のドラフトで1巡目指名のモリツ・ワグナーやヒートのフランチャイズ記録を保持するダンカン・ロビンソンなども所属していた。

2年生

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2018-19シーズンでのプール

2018年11月17日のジョージ・ワシントン大学戦でプールは、キャリアハイの22得点を記録し、84-61で勝利した[12][13]。同年12月8日のサウスカロライナ大学との対戦でキャリアハイの26得点を記録した。12月30日、ニューヨーク州立大学戦で、キャリア最高の6つの3ポイントを沈めて18得点を記録した[14][15]。2019年1月13日、ノースウェスタン大学戦を破り、大学記録となる17連勝を記録した[16][17]。ミシガン大学は2019年のNCAAトーナメントに出場を果たし、3年連続でスウィート16(Sweet 16)まで進出したが、テキサス工科大学に敗れてエリート8進出とはならなかった[18][19]。シーズンが終了し、4月9日にプールは2019年のNBAドラフトアーリーエントリーを表明した[20]

ゴールデンステート・ウォリアーズ

2019年6月20日に行われた2019年のNBAドラフトにてプールは、ゴールデンステート・ウォリアーズに全体28位で指名された[21]。2019年10月24日のウォリアーズの開幕戦でNBAデビューを果たし、5得点、2リバウンド、2アシストを記録した[22]。10月29日のニューオーリンズ・ペリカンズ戦にて13得点を記録し、ウォリアーズのシーズン初勝利に貢献した[23]。しかし12月にプールはウォリアーズの傘下チームであるサンタクルーズ・ウォリアーズに送られた[24]Gリーグでの初戦となったストックトン・キングス戦で23得点を記録した。2試合目のテキサス・レジェンズ戦では、5本の3ポイントを含む31得点、5リバウンド、4アシスト、3スティールを記録した。これらの活躍で2020年1月にプールはウォリアーズにコールバックされ、2021年5月14日のニューオーリンズ・ペリカンズ戦では、キャリアハイの38得点を記録し、チームは125-122で勝利した[25]

2021-22シーズン

プレシーズンで平均21.8得点、3.4リバウンド、3アシストを記録し[要出典]MIP筆頭候補とささやかれるようになり、3人目のスプラッシュブラザーズとして、クレイ・トンプソンが故障から復帰するまでステフィン・カリーの若き相棒として期待されるようになった。[独自研究?]シーズン最初の10試合で平均18.2得点、2.7リバウンド、3.5アシスト、1.4スティールを記録し、ウォリアーズを9勝1敗と好調を支えた。[要出典]その後も安定した活躍をし、スプラッシュブラザーズの次男クレイ・トンプソンが復帰してからはシックスマンとして、カリーが故障をしてからは先発に戻ったりしつつ、チームの調子が上がらないときも自身の活躍で支え[独自研究?]シーズン終盤で5連勝を記録[要出典]し最高の状態でプレイオフに突入した。プールは76試合で平均18.5得点、3.4リバウンド、4.0アシスト、FG44.8%、3P36.4%、FT成功率に関してはリーグ1位の92.5%の確率で決め、全てのスタッツ項目でキャリアハイの数字を残した。

このようにプールは劇的に成長したにもかかわらず、最も成長した選手に贈られるMIPの最終候補にはクリーブランド・キャバリアーズダリアス・ガーランドメンフィス・グリズリーズジャ・モラントサンアントニオ・スパーズデジャンテ・マレーが選出され、プールは最終候補からも落選してしまった。[要出典]3人は大きくスタッツを向上させ、初めてオールスターに選ばれるなど飛躍のシーズンを送ったため、プールが落選したのは仕方ないかもしれない。しかしウォリアーズのドレイモンド・グリーンはチームメートのプールが選出されていないことに異を唱えた。「ジョーダン・プールがMIPではないなら、NBAはそのプロセスを真剣に見直すべきだ。だって、あのリストには彼以上に成長した選手が見当たれど、簡単に現在の立ち位置を確立したわけではない。それを間近で見てきたからこそ、グリーンは 「ジョーダン・プールは28位指名でこれまでの1、2年のほとんどをGリーグで過ごしていた。だから、賞の名前を考えるなら、受賞するのはジョーダン・プールなんだ。彼が選出されないなら、賞の名称を変えるように署名を募るよ。なぜなら、賞の名称が正しくないからね」と発言した。[要出典]

自身初のプレイオフの相手は2シーズン連続MVPのニコラ・ヨキッチ率いるデンバー・ナゲッツプレーオフデビュー戦で7本中5本の3ポイントシュートを含む30得点を記録[要出典]してチームを引っ張り、ウォリアーズが123-107で勝利した。ヘッドコーチのスティーブ・カーは、左足の故障でレギュラーシーズン終盤戦を欠場したステフィン・カリーをベンチスタートにし、プールを先発に抜擢した。[要出典]プールは指揮官の期待に応える素晴らしいポストシーズンデビューを果たした。プレーオフデビュー戦で30得点以上を記録したウォリアーズの選手は、ウィルト・チェンバレンミッチ・リッチモンド、プールしかいない。[要出典]そして第2戦では29得点、第3戦では27得点と躍動。特に第3戦はステフィン・カリーが27得点、クレイ・トンプソンが26得点と3人で計80得点を奪取。さらにそれぞれがフィールドゴール成功率50%以上(プール9/13、カリー9/17、トンプソン10/18)と高精度にシュートを決め続けた。[要出典]

米スポーツ専門局『ESPN』のデータによれば、プレーオフの試合で3人の選手がFG成功率50%を超えて25得点以上を記録するのは、ウォリアーズの歴史上3回目だという(過去2回は1958年・1989年)。[要出典]これまでは3ポイントの雨を降らせるカリーとトンプソンの2人を"スプラッシュ・ブラザーズ"と称してきた現地メディアも、今季のプールの台頭により"スプラッシュ・トリオ"へと呼び方を改めつつある。[要出典]

3年目のプールは今回が自身初となるプレーオフの舞台だが、初戦でチーム最多の30得点を記録すると2戦目もカリーに次ぐ29得点。3試合を終えた時点での平均得点(28.7得点)と3ポイント成功率(59.1%)は堂々のチームトップである。[要出典]しかし第4戦・第5戦ではやや不調になり得点は取れなかったもののパスでチームに貢献[独自研究?]し、4勝1敗でデンバー・ナゲッツを倒した。5試合で平均21.0得点、2.4リバウンド、5.4アシスト、1.4スティール、FG54.8%、3P48.4%、FT84.6%を記録した。[要出典]

2022-23シーズン

開幕前の2022年10月16日にウォリアーズと4年総額1億4000万ドルで契約延長をした[26][27]

ワシントン・ウィザーズ

2023年7月6日、パトリック・ボールドウィン・ジュニアライアン・ロリンズ英語版と共にワシントン・ウィザーズにトレードされた[28]

ニューオリンズ・ペリカンズ

2025年7月6日、ヒューストン・ロケッツニューオーリンズ・ペリカンズ、ウィーザーズの3チーム間トレードによって、サディック・ベイマイカ・ピービーのドラフト交渉権(2025年のNBAドラフト全体40位)とともにペリカンズに移籍した[29]

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個人成績

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カレッジ

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脚注

外部リンク

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