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スウィントン伯爵

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スウィントン伯爵 (スウィントンはくしゃく) は英国伯爵貴族連合王国貴族爵位。保守党の政治家フィリップ・カンリフ=リスター英語版が1955年に叙位されたことに始まる。

概要 スウィントン伯爵, 創設時期 ...
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歴史

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初代伯フィリップ・カンリフ=リスター

保守党の政治家で航空相や植民地相を歴任した。
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伯爵家の旧邸宅スウィントン・パーク英語版

フィリップ・ロイド=グレアム英語版(1884 - 1972)は保守党の政治家で、植民地大臣や航空大臣、ランカスター公領担当大臣などの閣僚職を歴任した人物である[1][2]。彼は1935年にヨーク州マサムのスウィントン子爵 (Viscount Swinton, of Masham in the County of York)に叙されたのち[1][2][3]、公職引退後の1955年にスウィントン伯爵(Earl of Swinton)およびヨーク州エリントンのマサム男爵(Baron Masham, of Ellington in the County of York)を授けられた[1][2][4]。なお、初代伯は結婚に伴う所領相続を機に、妻メアリーの実家の姓『カンリフ=リスター(Cunliffe-Lister)』に改姓している[1]

初代伯の息子ジョン(1913-1943)第二次世界大戦で戦死していたため、孫デイヴィッドが伯爵位を継承した[2]

2代伯デイヴィッド(1937-2006)国王親衛隊長を務めた貴族院議員だった[5][6]。彼には子がおらず、爵位は弟ニコラス(1939-2021)が相続した[2]

ニコラスの息子マーク(1970-)がスウィントン伯爵家現当主である。


一族の邸宅はノース・ヨークシャーマサム英語版近郊のダイクスヒル・ハウス(Dykes Hill House)。かつての邸宅には、同地に位置するスウィントン・パーク英語版があった。

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現当主の保有爵位

現当主である第4代スウィントン伯爵マーク・ウィリアム・フィリップ・カンリフ=リスターは以下の爵位を有する[2]

  • 第4代スウィントン伯爵(3rd Earl of Swinton)
    (1955年5月5日の勅許状による連合王国貴族爵位)
  • 第4代ヨーク州マサムのスウィントン子爵(3rd Viscount Swinton of Masham in the County of York)
    (1935年11月29日の勅許状による連合王国貴族爵位)
  • 第4代ヨーク州エリントンのマサム男爵(3rd Baron Masham of Ellington in the County of York)
    (1955年5月5日の勅許状による連合王国貴族爵位)

スウィントン伯爵(1955年)

  • 初代スウィントン伯爵フィリップ・カンリフ=リスター英語版 (1884 - 1972)
    • ジョン・ヤーバラ・カンリフ=リスター(1913- 1943)
  • 第2代スウィントン伯爵デイヴィッド・ヨーバラ・カンリフ=リスター英語版 (1937 - 2006)
  • 第3代スウィントン伯爵ニコラス・ジョン・カンリフ=リスター英語版 (1939 - 2021)
  • 第4代スウィントン伯爵マーク・ウィリアム・フィリップ・カンリフ=リスター (1970 -)

爵位の法定推定相続人は、現当主の子であるマサム男爵(儀礼称号)ウィリアム・エドワード・カンリフ=リスター (2004 -)。

脚注

関連項目

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