トップQs
タイムライン
チャット
視点
スケートをする人々
ウィキペディアから
Remove ads
『スケートをする人々』(スケートをするひとびと、フランス語: Les Patineurs、ドイツ語: Der Schlittschuhläufer)作品183は、エミール・ワルトトイフェルが作曲したワルツ。
Remove ads
楽曲解説
『スケーターズ・ワルツ』という通称でも知られる。ワルツ『女学生』(作品191)に並ぶ、作曲者の代表作である。トスカニーニとカラヤンが好んで取り上げた曲でもある。メロディーが「ミ・コントラ・ファ(三全音)」を形成するにも関わらず、多くの人に親しまれてきたワルツである。


パリの森林公園「ブローニュの森」にあったスケート場に着想を得て1882年に作曲され、俳優のエルネスト・コケリンに献呈された[1]。無声映画の時代には、劇場の伴奏として使われていた[1]。
構成
演奏時間は約8分半。序奏、4つの小ワルツ、後奏からなる。
序奏
冒頭部

第1ワルツ
Aパート

第2ワルツ
Aパート

第3ワルツ
Aパート

第4ワルツ
Aパート

後奏
Aパート

力と速度を加えて活気ある展開をしたのち、第4ワルツの最初の部分が再び現れ、ここに短いカデンツァが入る。これを境にコーダに入り、第1ワルツがまた現れて全楽器パートがクライマックスに達して終わる[2]。
Remove ads
その他
青木爽が作詞、末吉保雄が編曲をそれぞれ手掛けて合唱曲にアレンジし、1964年2月にNHKの『みんなのうた』で放送された。歌は東京放送児童合唱団。NHK出版から発売されている楽譜集には、第2巻に掲載されている。 長らく再放送されていなかったが、『みんなのうた発掘プロジェクト』により発掘、2018年12月-2019年1月のラジオのみ54年ぶりの再放送となった[3]。
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるニューイヤーコンサートにも、2017年にグスターボ・ドゥダメルの指揮で登場している[4]。ワルトトイフェルの作品は2016年に初登場しているが、これはシャブリエの狂詩曲『スペイン』に基づくワルツであった。
ゲームのBGM[5]にも採用されたことがある。
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads