セウォリス・シャーリー (第10代フェラーズ伯爵)

第10代フェラーズ伯爵セウォリス・エドワード・シャーリー（英語: Sewallis Edward Shirley, 10th Earl Ferrers、1847年1月24日 – 1912年7月26日）は、グレートブリテン貴族。

第10代フェラーズ伯爵、1879年出版。

生涯

第9代フェラーズ伯爵ワシントン・セウォリス・シャーリーと妻オーガスタ・アナベラ（Augusta Annabella、旧姓チチェスター（Chichester）、1826年6月20日 – 1914年10月9日、第4代ドニゴール侯爵エドワード・チチェスター（英語版）の娘）の息子として、1847年1月24日にチャートリー城（英語版）で生まれ、同地で洗礼を受けた^[1]。1859年3月13日に父が死去すると、フェラーズ伯爵位を継承した^[1]。1864年8月22日にケンブリッジ大学トリニティ・カレッジに入学、1867年にB.A.の学位を、1871年にM.A.の学位を修得した^[2]。

1868年2月8日にスタッフォードシャー・ヨーマンリー連隊（英語版）の中尉に任命され^[3]、1871年6月に辞任した^[4]。

1869年2月8日、スタッフォードシャーの副統監に任命された^[5]。ほかにもダービーシャー治安判事を務めた^[6]。1883年時点でスタッフォードシャーに6,862エーカーの、レスターシャーに1,801エーカーの、ダービーシャーに3エーカーの領地を所有しており、合計で年収12,707ポンド相当だった^[1]。スタッフォードシャーのチャートリー（Chartley）に地所を有したが、1904年に売却した^[1]。

政治では保守党に属した^[1]。

1896年までに聖ジョン名誉騎士団（英語版）のナイト・オブ・ジャスティスに叙された^[7]。また、フリーメイソンの一員だった^[6]。

1912年7月26日にストーントン・ハロルド（英語版）で死去、8月1日に埋葬された^[1]。息子がおらず、爵位は6代伯爵の弟ウォルター（英語版）の玄孫にあたるウォルター・ナイト・シャーリー（英語版）が継承した^[6]。

家族

1885年10月24日、アイナ・モード・ヘッジス＝ホワイト（Ina Maude Hedges-White、1852年5月20日 – 1907年6月8日、第3代バントリー伯爵ウィリアム・ヘッジス＝ホワイトの娘）と結婚したが^[1]、2人の間に子供はいなかった^[6]。