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ソフィー・マルソーの愛人

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ソフィー・マルソーの愛人〈ラマン〉』(そふぃー・まるそーのらまん[2]、原題: Je Reste !)は、ディアーヌ・キュリスフランス語版監督による2003年のフランスの映画ソフィー・マルソー主演のラブコメディ。

概要 ソフィー・マルソーの愛人〈ラマン〉, 監督 ...

日本では劇場未公開で、DVDがアット エンタテインメントから発売されている。

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あらすじ

パリ8区の豪華なアパルトマンに住むデルピール家。夫ベルトランは出世欲むき出しで亭主関白の土木会社社員、ブラジル出張[3] も多い。ジャック・ブレルを大音量で聞くのがお気に入り。肉は子羊、ワインはボルドーと決めている。週末は、社長へのおべっかではじめた自転車の練習。

妻マリ=ドー。息子のジェロームがまだ幼いことを理由に、働きに出ることを拒否され、単調な日々を送る。週末は夫の自転車練習のサポートに費やされる。

ある昼間、映画館でモノクロ映画[4] を見ているときにマリ=ドーは脚本家のアントワーヌと知り合う。アントワーヌは鬱積を察し、マリ=ドーを後押しする。ベルトランに10年来の不満をたたきつけ、アパルトマンから出ていけ[5]、離婚する、といって自転車と夫を峠[6] に置き去りにするという、本人も驚きの過激な挙に出た。

追い出されたベルトランだが、アントワーヌと寝室で鉢合わせしてもへこたれず、息子の算数[7] をみてやり、自転車の練習もあるからと、すぐ近くの空室を妻の両親から借り、毎日通ってきている。家政婦のジュヌヴィエーヴもベルトランに食事を作っている。

アントワーヌのもとに乗り込んだベルトランは、執筆中の脚本Je reste !に我が夫婦のことが書かれているのを知り、マリ=ドーに対して共犯関係を結ぶ。「俺達の物語で、俺は悪役なのか?」「初めはいやな奴だが、愛すべき人物だよ」。夫と愛人の友情もでき、2人で自転車の練習をはじめるが、マリ=ドーにばれてしまう。この物語はハッピー・エンドなのか? アントワーヌの筋書きでは映画のように3人で暮らすことになるのだが、マリ=ドーにはネットで成功した恋人ジョンが出来ていた。4人の男と女が揃った。「これは僕の物語だ」といってベルトランは自転車を池に投げ込み、マリ=ドーに愛を改めて告白する。ジョンに別れを告げ、元の鞘。「こんな結末、変えてやる」と脚本家。「変えちゃだめ、そのまま」« Je reste ! »とマリ=ドー。

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出演

〔〕内は日本語吹き替え

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製作スタッフ

題名

原題Je reste !は「私は残る」「私は留まる」の意。英題は直訳I'm staying!である。また、Je reste !はアントワーヌが執筆している脚本の題名でもあり、マリ=ドーが最後にいう台詞でもある。邦題の「愛人」から想像される官能的なテーマは描かれていない[8]

映画祭出品

  • フランス映画祭(アテネ、2004)
  • キエフ (Molodist) 国際映画祭 (2004)
  • シンガポールフランス映画祭 (2004)
  • フランス映画・ランデブー(パリ、2004):最近の作品
  • フランス映画祭(ブダペスト、2004)
  • フランス映画のパノラマ(中国、2004)

評・インタビュー

脚注

外部リンク

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