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ソン・イェジン

韓国の女優 ウィキペディアから

ソン・イェジン
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ソン・イェジン(孫藝珍[1]ハングル表記:손예진、1982年1月11日[2] - )は、韓国女優大邱広域市出身[3]本貫密陽孫氏[4]。本名はソン・オンジン[5](孫彦眞)[6]カトリック教徒[3]

概要 ソン・イェジン, 本名 ...
概要 ソン・イェジン, 各種表記 ...
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来歴

要約
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1982年大邱(テグ)に2人姉妹の次女として生まれる[7][8]

高校1年生のときに芸能界に憧れ、録画したドラマを見てはひとり演技の勉強に励み、ソウル芸術大学へ進学[3]

1999年キム・ヘスが長年モデルを務めるソマン化粧品のCMに脇役モデルとして採用され、デビューを果たす[3]

2000年、映画『秘密』に声で出演。

2001年、CMが関係者の目に留まり、無名の新人でありながらテレビドラマ『おいしいプロポーズ朝鮮語版』のヒロインに大抜擢される。主役級のビッグネームを揃えようとしたMBCであったが、次々とキャンセルされ、苦し紛れに新人の彼女を採用した。当初は"危険すぎる冒険"と言われていたが、結果は大当たりとなる。

ユン・ソクホ監督のドラマ『夏の香り』ではヒロインを好演。人気に拍車がかかり、華奢で清廉なイメージが男女ともに支持され、"国民の初恋"[9]と呼び親しまれる。映画『ラブストーリー』では数々の賞に輝く。

映画『私の頭の中の消しゴム』『四月の雪』は日本における韓国映画の興行成績で1位・2位を記録するなど日本でも人気を集める[10][11]2005年、両作品の公開記念で来日。24時間テレビ 「愛は地球を救う」(日本テレビ)と「徹子の部屋」(テレビ朝日)にも出演。ファンイベントや各種PR、ドラマの褒賞旅行やプライベートでも複数回、来日している[3]

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2013年のソン・イェジン

2016年7月、映画『ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女』撮影時には、制作費が不足し、ギャラが払えない状況だったが、ソン・イェジンはギャラ返上で映画撮影を遂行し、10億ウォンの投資をした[12]。映画関係者は、「その金額はソン・イェジンの出演料の2倍近くに上る金額で、制作費の支援はもちろん作品のために全面的な協力を惜しまなかった」と明かしている[12]。作品は韓国で560万人を動員する大ヒットを打ち立て、同年の映画『荊棘の秘密』でも主演女優賞を受賞した。

2019年、主演ドラマ『愛の不時着』が、韓国の有料ケーブルテレビ局tvNで放映された際、最終回(2020年2月16日)で平均視聴率21.7%、最高視聴率24.1%という同局ドラマにおける歴代最高視聴率を記録した[13]。さらに、SNSなどのインターネット上の露出度を踏まえて放送コンテンツの影響力を測る指標CPIでも、放送初週から終了までドラマ部門1位をキープする人気を誇った[14]。この作品は、Netflixで世界全190か国に配信されると海外でもブームとなった[15]

グローバル的な人気を得て、海外のエンタメ専門メディア『Starmometer』が発表した「世界で最も美しい女性 2020」では、総投票数1395万5584票のうち、435万4037票を獲得し、1位に輝いている[16]

2020年2月新型コロナウイルス感染症による被害支援のため、生まれ故郷の大邱社会福祉共同募金に1億ウォンを寄付した。ソン・イェジンは「どのときよりも救いの手が切実に必要な低所得層とコロナ治療と防疫活動の実質的な助けになることを願う」と伝えた[17]

2020年7月6日アンドリュー・ニコル監督のハリウッド映画『クロス』のヒロイン役のオファーを受け、肯定的に検討中との立場を所属事務所が明かしていた[18]。当初は同年に撮影を予定していたが、新型コロナウィルス感染症の世界的流行により撮影が延期され、企画が頓挫した[19]

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人物

要約
視点

趣味・特技

趣味は音楽・映画鑑賞、読書[20]、ピラティス、水泳、ジョギング、登山[21]

特技は水泳で、ドラマ『恋愛時代』(SBS)では劇中でイ・ジヌクと対決し、そのシーンは僅差で負けてしまうものの、実際の現場では彼女の水泳の実力の方が遥かに優れており、当時のスタッフも「水泳の実力があれほどとは全く知らなかった」と感嘆のコメントを残している[22]

俳優としての評価

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2014年、富川国際ファンタスティック映画祭のヒョンビンとソン・イェジン

ドラマ『恋愛時代』で共演したカム・ウソンは、彼女に対し「責任感が強くて、自己管理もしっかりした方だ。韓国には演技の上手な女優さんはたくさんいるが、彼女は韓国の国民が最も愛し、大切に思う女優の1人であり、充分にその資格がある女優だと思う」と語る[23]。別の取材では「綺麗な上に芝居まで上手い。とてもプロらしいし、非の打ち所がなく、彼女のような娘がいたら良い」と述べた[24]

永遠の片思い』で共演したチャ・テヒョンは「彼女の最も素晴らしい点は、スポンジのように他人の良い点を吸収するところ。周囲の人を気遣う優しさや、彼女ならではの肯定的な考え方も高く評価している」と賞賛を惜しまなかった[25]

映画『四月の雪』で共演したペ・ヨンジュンは、「集中力があり、考える力も演技も幅広く、俳優としての技量はかなりのもの。実際の年齢差を感じさせないほど成熟している女優だ」と語る[26]

映画『ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女』で共演したパク・ヘイルは、「とても準備がよくできているし、本人の感情で毎回目が充血していた。撮影シーンが多かっただけに、そばで感情を乱さないよう遠く離れていたり、集中しているときはヘッドフォンをつけていた。音楽でモチベーションを上げるようだった。何の音楽を聴いているかは一度も聞けなかった。恐ろしいほど集中していた」と振り返った[27]

映画『Be With You〜いま会いにゆきます』のイ・チャンフン監督は、「清純で、女神のように美しい方というイメージだったが、意外にもさばさばしていて、女優さんなのにこんなに気さくでいいのかなと思うほどだった。綺麗に撮られることだけを気にする方だとどうしようと心配もしていたが、むしろコミカルなシーンに意欲的な方で驚いた。自分の気持ちを率直に口にしたり、意見をハキハキ伝える面があるかと思うと、少し天然な部分もあって、そういう姿がとても魅力的だった」と語る[28]

ドラマ『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』のアン・パンソク監督は、車から降りて撮影現場に歩いて来る女優ソン・イェジンの姿を見て「まるでプロボクサーのモハメド・アリのようだった」と表現している[29]

また、同作で共演したチョン・ヘインは、ソン・イェジンについて「どんな修飾語でも表現できない、言葉では言い表せない女優」と表現した。その一方で、「第一印象はとても難しく、怖かった」と振り返る。「大先輩であり、TVや映画などで見ていた凄い人でもある。最初は会話するときに表情管理が上手く出来ないほど大変だった。しかし、僕が思っていた考えは崩れ去った。気さくで飾らない。とても素直で、よく笑う。そのような点が僕の強張っていた心を落ち着かせてくれた。現場やロケ先でも、とてもよく笑って周囲を和ませる力がある。何よりも僕を尊重してくれることを肌で感じて心を開くことができた」[30]と続けた。

愛の不時着』の撮影関係者は、彼女について「場面ごとに絶えずアイデアを提案し、監督はもちろん一緒に演じる俳優たちとリアルさを追求して辻褄を合わせるべく、意見を交わしながら悩む姿を見せる一方、つらい撮影スケジュールで疲れきった状況でも、同僚たちと冗談を交わし、愉快な笑い声とリアクションで現場に活気をもたらした」とし、「女優ソン・イェジンのプロとしての情熱はもちろん人間的な彼女の魅力を感じさせた瞬間だった」と明かした[31]

交友関係

ソン・ユナオム・ジウォンコン・ヒョジンオ・ユナイ・ミンジョンイ・ジョンヒョンユナ (少女時代)らと親友と呼べる間柄である[32]。また、各々の撮影現場にケータリングカーを差し入れし、激励し合う関係でもある。親友ソン・ユナとは「大韓民国映画大賞をMCとして進行しながら受賞者ソン・イェジンに会った。そのとき好感を持つようになった」とし、「本当に演技が巧い後輩」と称賛されている[33]

私生活

2021年1月、俳優のヒョンビンとの交際が韓国メディアに報じられ、双方の所属事務所が交際を認めた[34]。ヒョンビンとは『ザ・ネゴシエーション』(2018年)での共演以降、交際が噂されその度に否定してきたが、『愛の不時着』(2019年)での共演後、互いに好意を持つようになり恋人関係に発展したと事務所が公式に発表[35]。20年近いキャリアの中で交際を公表したのは初めての事だった[36]。2022年2月10日、自身のInstagramにてヒョンビンとの結婚を発表し[37]、3月31日に結婚式を挙げた[38]。11月27日に第一子となる男児を出産したことを事務所を通じて発表した[39]

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出演作

映画

テレビドラマ

受賞歴


受賞と候補リスト ko:손예진의 수상 및 후보 목록

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CM(CF)

要約
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脚注

外部リンク

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