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タロヨアク
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タロヨアクまたはタロヨーク[5](イヌクティトゥット語: ᑕᓗᕐᔪᐊᖅ、英: Taloyoak、[taloʁjuˈaq])は、カナダのヌナブト準州キティクメオト地域にある村。ブーシア半島にあるカナダ本土最北の村で、キティクメオト地域の中心地であるケンブリッジベイの東460キロメートル、ノースウエスト準州イエローナイフの北東1,224キロメートルに位置する。
地名はイヌクティトゥット語で「大きな目隠し」を意味し、カリブー狩りに用いられた目隠しを指す[6]。1992年以前は、村が面する湾の名前にちなみスペンスベイ (Spence Bay) と呼ばれていた。タロヨアクに改称された後も、湾は引き続き同じ名前で呼ばれている。そのほか、村はタルルジュアク (Talurjuaq) とも呼ばれる。
基本的に航空機でしかアクセスできないが、航空機の発着が不可能な場合は軍が海上輸送を行う。
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人口統計
カナダ統計局が実施した2021年の国勢調査によると、タロヨアクの人口は934人で、前回2016年の1,029人から9.2%減少した。陸地面積は35.38平方キロメートル、人口密度は1平方キロメートルあたり26.4人であった[3] 。住居数は251軒で、そのうち203軒が現住住居であった。
村内では英語とイヌクティトゥット語が使用される。
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通信
2005年から、村内では家庭および事業所向けに、Qiniq社が衛星回線を通した通信事業を行っており、村内と村外をつないでいる。無線回線の設計と運用は、SSiカナダ社が担っている。2017年にはネットワークが4G LTEにアップグレードされたほか、携帯電話向けも2G-GSMの規格となった。
周辺地域
タロヨアクの周辺地域は、黒や灰色のツンドラの大地である。北にはオーストラリアのウルルに似た、印象的な岩盤がある[16]。さらに北へ行くと、アメリカ大陸最北端のマーチソン岬に至る[17]。
気候
要約
視点
ケッペンの気候区分では、ツンドラ気候 (ET) に分類される。短く冷涼な夏と、長く厳しい冬が特徴である。
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脚注
関連項目
参考文献
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