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テウデリク1世

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テウデリク1世
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テウデリク1世(Theuderic I、484年 - 533/34年)は、フランク王国の創始者クローヴィス1世の息子の一人。クロヴィス死後の領土分割において、ランスを首都とする地域を継承した[1]

概要 テウデリク1世 Theuderic I, 在位 ...

生涯

クロヴィスの長子(長男)である(ただし王妃クロティルドの子ではない[2])。フランク王国の創始者クロヴィスの死後、その王国はテウデリクを含む息子たちによって四分割され、テウデリクはランスを中心とする地域を統治した[2]。息子のテウデベルトをスカンディナヴィアに遠征させたほか、サクソン人と結んでテューリンゲン人を撃破し、北海バルト海交易に進出した[2]。また、531年よりチューリンゲン王国を攻撃、533年にチューリンゲン王ヘルマンフリートをツェルピッヒ城で殺害し王国を壊滅させた[3]

テウデリクは533年または534年に死去し、息子のテウデベルトが支配を継承した[1]。このテウデリクの分王国が、のちにアウストラシア(東王国)と称されるようになった。ブルグント王ジギスムントの娘スアヴェゴータと結婚した[4]

脚注

参考文献

関連項目

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