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テンニンソウ

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テンニンソウ
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テンニンソウ(天人草、学名 Leucosceptrum japonicum )は、シソ科テンニンソウ属多年草 [3][4][5]

概要 テンニンソウ, 分類(APG III) ...
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特徴

地下に太い木化した根茎があり、そこから四角の草質のを出して直立する。高さは50-100cmになり、上部はまばらに分枝するものもある。茎に若い時に星状毛があるかまたは無い。は対生し、長楕円形から広披針形で、長さ10-25cm、幅3-9cmになる。葉の先端はとがり、基部はくさび形になって葉柄につづき、縁に鋸歯がある[3][4][5]

花期は9-10月。茎先に花序をつけ、若い花序に重なっておおうは先端が多少尾状にとがり、が開くと脱落する。花は淡黄色の唇形花で花序に密につく。は短い筒状で5裂する。花冠は萼より長い筒状で、上唇は2裂、下唇は3裂する。下方2個が長い雄蕊が4個、柱頭が2裂する雌蕊が1個あり、ともに花外に長く突き出る[3][4][5]

分布と生育環境

日本固有種本州四国九州に分布し[6]、落葉樹林内または山地の木陰に大群落をつくる[3][4][5]

和名の由来

テンニンソウは「天人草」であるが、牧野富太郎は「天人草の意味は何によるものかわからない」としている[3]

ギャラリー

脚注

参考文献

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