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ワイルド・ライフ

ウイングスのアルバム ウィキペディアから

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ワイルド・ライフ』(英語: Wild Life)は、1971年に発表されたウイングスのアルバム。

概要 『ワイルド・ライフ』, ウイングス の スタジオ・アルバム ...
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解説

ビートルズ解散後、マッカートニーは妻で写真家のリンダ・マッカートニー、元ムーディー・ブルースデニー・レインらと共に新たなバンド「ウイングス」を結成。本作がデビューアルバムとなった。2週間もの期間でレコーディングされた本作はマッカートニー曰く、「ボブ・ディランが短時間でアルバムを制作したっていう記事を読んで、そのアイデアをとても気に入ったんだ。ビートルズの初期のアルバムは時間がかかってなかったし、ディランも同じように時間をかけてるように思えたんだよ。僕はディランの事をとても尊敬してて、今でもそうなんだけど、彼がそれで良いのならやってみようと思ってね。レコーディング中、リンダはステラを妊娠してたんだ。彼女がセッションを止めたいって言えば止めただろうけど、そうはならなかった。多くの女性が出産予定日の2週間前まで仕事をするけど、リンダもそうしてたんだ」とのこと[1]。収録曲のうち5曲は一発録りでレコーディングされ、リハーサル・テイクかのような荒削りな演奏がそのまま収録されたために、当時の評論家からは批判を浴びることとなった。

一方、かつての相棒であるジョン・レノンは、このアルバムについて「いいね。悪くないよ。あいつはいい方向に進んでるな」と『マイク・ダグラス・ショウ』出演時に語っている。

イギリスでは、アルバム・チャート最高位11位とトップ10入りを逃している。アメリカの「ビルボード」誌アルバム・チャートでは2週連続最高10位、「キャッシュボックス」誌では2週連続最高6位を獲得し、1972年度年間ランキング第73位を記録。アメリカでは50万枚以上を売った。

ミッキー&シルヴィア英語版のカバーである「ラヴ・イズ・ストレンジ英語版」がシングルでリリースされる予定だったが、キャンセルとなった。

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収録曲

Side 1

  1. マンボ   Mumbo
  2. ビップ・バップ   Bip Bop
  3. ラヴ・イズ・ストレンジ   Love Is Strange
  4. ワイルド・ライフ   Wild Life

Side 2

  1. サム・ピープル・ネヴァー・ノウ   Some People Never Know
  2. アイ・アム・ユア・シンガー   I Am Your Singer
  3. ビップ・バップ・リンク   Bip Bop Link
  4. トゥモロウ   Tomorrow
    イエスタデイのコード進行を利用したもの
  5. ディア・フレンド   Dear Friend
  6. マンボ・リンク   Mumbo Link

1993年ポール・マッカートニー・コレクション盤のボーナス・トラック

  1. アイルランドに平和を   Give Ireland Back to the Irish
  2. メアリーの子羊   Mary Had A Little Lamb
  3. リトル・ウーマン・ラヴ   Little Woman Love
  4. ママズ・リトル・ガール   Mama's Little Girl

2007年iTunes Store販売版のボーナス・トラック

  1. Give Ireland Back to the Irish (version)
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演奏者

脚注

参考文献

外部リンク

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