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日本の東京都荒川区にある楽器メーカー ウィキペディアから
株式会社トンボ楽器製作所(トンボがっきせいさくじょ)は、東京都荒川区西日暮里に本社を置く楽器メーカーである。世界で数社しかない大手ハーモニカ製造企業[4]の一つであり、日本国内では唯一[1]のアコーディオン製造メーカーである。
ハーモニカやアコーディオン、龍笛、笙、調子笛等のリード楽器を取り扱う[2]。楽器の自社製造と販売のほか、楽器の普及のために「トンボ・アコーディオン教本」など教材の作成や体験講座、コンサートなどのイベントも手がける。販売は自社製品だけでなく、輸入品も扱う。海外のアコーディオンの日本での輸入総代理店については「一国一代理店制度」を採用している[2]。
本社にはアコーディオン・ショールームを併設し、楽器の展示や体験講習などのイベントも行っている。
あらゆるタイプのハーモニカを製造している。2018年現在は、テンホール・ハーモニカ[8]、複音ハーモニカ、アンサンブルハーモニカ(低音用のバス・ハーモニカや和音伴奏用のコード・ハーモニカを含む)、クロマチック・ハーモニカ、教育楽器向けの「教育用ハーモニカ」などを手がけている[3]。
戦前では宮田東峰監修の複音ハーモニカ「ミヤタ・バンド」が有名である。戦後は、教育楽器として学童のあいだでも普及した「トンボ・シングル」や、長渕剛やゆずなども使用する[3]テンホールズ・ハーモニカの「メジャーボーイ」[9]、ミック・ジャガーなど海外のプロ奏者も愛用する[5]「Lee Oskar」(リー・オスカー)[10]や「folkblues」などが有名。海外へは、Lee Oskerモデルを中心に30カ国以上[2](「40ヶ国以上」とも[3])に輸出している。
1931年にダイアトニック・アコーディオンを製造して以来、ダイアトニック・モデルとピアノ・アコーディオンの機種を多数、開発し、製造と販売を手がけてきた。2018年現在、自社製造のアコーディオンはピアノ・アコーディオンのみである。
教育楽器として日本の小学校等でもおなじみの「合奏用アコーディオン」の他、各種の「独奏用アコーディオン」の製造販売も手がけている。
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