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ハイメ・ムンギア
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ハイメ・ムンギア(Jaime Munguia、1996年10月6日 - )は、メキシコのプロボクサー。バハ・カリフォルニア州ティフアナ出身。元WBO世界スーパーウェルター級王者。
来歴
要約
視点
スーパーウェルター級
2013年7月13日、プロデビュー戦を2回TKO勝ち。
2018年2月10日、カンクンのグランド・オアシス・リゾートにて、ホセ・カルロス・パスとWBCラテンアメリカスーパーウェルター級王座決定戦を行い、3回2分59秒KO勝ちを収め王座を獲得した[1][2]。
2018年5月5日、WBAスーパー・WBC・IBF・IBO世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキンがサウル・アルバレスとの再戦を行う予定だったが、同年3月5日、アルバレスとゴロフキンが合意して自主的に要請したVADAによる抜き打ちの薬物検査で、グアダラハラでアルバレスから2月17日と20日に採取した尿サンプルに禁止薬物のクレンブテロールに対する陽性反応が出たことをアルバレスをプロモートするゴールデンボーイ・プロモーションズが公表した。アルバレスはクレンブテロールに汚染された肉を食べたのが陽性反応の原因だと主張した[3][4][5][6]。しかし同年3月24日、アルバレスはネバダ州アスレチック・コミッションから聴聞会が開かれる4月18日まで一時的な資格停止処分を科せられた[7][8][9][10]。同年4月4日、ゴールデンボーイ・プロモーションズはアルバレスと会見を開き、汚染された肉を食べたのが陽性反応の原因とするこれまでの主張を繰り返しつつも、5月5日のゴロフキン戦から撤退することを発表。ゴロフキンとの再戦は中止されることになった。これを受けて[11][12]、翌5日にゴロフキンの防衛戦の相手としてムンギアが候補に上がったが[13]、同年4月7日、結局ネバダ州アスレチック・コミッションがムンギアがミドル級で試合をしていないことを理由に認可をせず、ゴロフキンとの対戦は消滅した[14]。
2018年5月12日、ニューヨーク州ヴェローナのターニング・ストーン・リゾート&カジノ内ターニング・ストーン・イベント・センターにてWBO世界スーパーウェルター級王者サダム・アリとWBO世界同級タイトルマッチを行い、4回1分2秒TKO勝ちを収めて王座を獲得した[15][16][17]。当初アリはWBO世界同級1位のリアム・スミスと対戦する予定だったが、スミスがアレルギー性皮膚炎発症の為欠場になり、代役として同級4位のムンギアが急遽対戦することになった[18][19][20][21]。
2018年7月21日、ラスベガスのハードロック・ホテル・アンド・カジノでリアム・スミスとWBO世界スーパーウェルター級タイトルマッチを行い、12回判定勝ちを収め初防衛に成功した。
2018年9月15日、T-モバイル・アリーナにてサウル・アルバレス対ゲンナジー・ゴロフキン第二戦の前座で、WBO世界スーパーウェルター級3位のブランドン・クックとWBO世界同級タイトルマッチを行い、3回TKO勝ちを収め2度目の防衛に成功した。この試合でムンギアは25万ドル(約2800万円)のファイトマネーを稼いだ[22]。
2018年11月、ゴールデンボーイ・プロモーションズと契約した[23]
2019年1月26日、テキサス州ヒューストンのトヨタ・センターで井上岳志とWBO世界スーパーウェルター級タイトルマッチを行い、判定勝ちを収め3度目の王座防衛に成功した[24]。
2019年12月4日、ムンギアがミドル級に転向するためWBO世界スーパーウェルター級王座を返上し、WBOはWBO世界同級暫定王者のパトリック・テシェイラを同日付で暫定王座から正規王座に昇格させた[25]。
2022年12月2日、WBOからWBO世界ミドル級王者ジャニベク・アリムハヌリと指名試合を行うよう指令されるがムンギアは断った。ムンギアは以前にもセルゲイ・デレフヤンチェンコ、カルロス・アダメスと挑戦者決定戦を行うよう指令されたことがあるがこれも断っている[26]。
スーパーミドル級
2023年6月10日、カリフォルニア州オンタリオのトヨタ・アリーナでWBC世界ミドル級3位のセルゲイ・デレフヤンチェンコとWBCシルバースーパーミドル級王座決定戦を行い、12回3-0(114-113×2、115-112)の判定勝ちを収め王座を獲得した。
2024年1月27日、アリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターでWBC世界スーパーミドル級8位のジョン・ライダーとWBCシルバー同級タイトルマッチを行い、ライダー陣営が棄権の意思を示したため9回1分25秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した。なお、対戦相手のライダーは試合後の同年2月6日に現役を引退した。
2024年5月4日、ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナでWBAスーパー・WBC・IBF・WBO世界スーパーミドル級統一王者のサウル・アルバレスと世界4団体同級タイトルマッチを行うも、4回にダウンを奪われ12回0-3(110-117、111-116、112-115)の判定負けを喫しプロ44試合目で初黒星を喫すると同時に王座獲得に失敗した。
2024年7月23日、6年間16試合に渡り所属していたゴールデンボーイ・プロモーションズを離れ、トップランクと契約したことを発表した。また、ライダー戦とアルバレス戦の2試合トレーナーに就いていたフレディ・ローチと決別、2019年からトレーナーに就いていたエリック・モラレスを再びトレーナーに迎えることも発表された[27]。
2024年9月20日、アリゾナ州グレンデールのヒラ・リバー・アリーナでWBO世界スーパーミドル級2位のエリック・バジニャンとWBCシルバー同級タイトルマッチおよびNABF北米同級王座決定戦を行い、10回2分36秒KO勝ちを収めシルバー王座2度目の防衛とNABF北米王座獲得に成功した[28]。
2024年12月14日、ティファナのエスタディオ・カリエンテでEBUスーパーミドル級シルバー王者のブルーノ・スラースと同級10回戦を行うも、6回2分36秒KO負けを喫した[29]。
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戦績
- プロボクシング:47戦 45勝 (35KO) 2敗
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獲得タイトル
表彰
- リングマガジン プロスペクト・オブ・ザ・イヤー(2017年)
脚注
関連項目
外部リンク
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