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ハエモドルム科

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ハエモドルム科
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ハエモドルム科 (ハエモドルムか、Haemodoraceae) は、単子葉植物の1つで、およそ14116の多年生草本で構成される[1]

概要 ハエモドルム科 (APG III), 分類 ...
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Wachendorfia thyrsiflora

主に南半球で見られる科で、南アフリカオーストラリアニューギニア旧熱帯と、アメリカ合衆国南西部から熱帯アメリカ新熱帯に分布している。大きな球根地下茎を持った多年草で、は混生で、線形または剱状である。美しいを咲かせる種が少なくなく、世界的には観賞用に栽培されているが、寒さに弱いため、日本ではあまり普及していない。最も知名度が高いのはAnigozanthosMacropidiaのカンガルー・ポーと呼ばれる植物。科名は模式属であるハエモドルム属から来ているが、この属名は「血の贈り物」を意味し、アボリジニが赤い地下茎を食用したことに由来する。

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分類

APG I以来現在のAPGIIIまでツユクサ目の科として存続している。かつてはユリ科に近い科として設けられ、現在とは異なる属が多く入れられていた。 ハエモドルム科の特徴は鞘のある2列互生の革質の葉で、大きく肉質でしばしば剣形になり、全縁で平行脈を持つ。 花序は集散花序、総状花序または穂状花序で、頂芽につく。花は毛が密生し、両性花で、送粉は主に昆虫によるが、鳥や小型哺乳類も関わる。

  • Anigozanthos カンガルー・ポー
  • Barberetta
  • Blancoa
  • Conostylis
  • Dilatris
  • Haemodorum
  • Lachnanthes
  • Macropidia
  • Phlebocarya
  • Pyrrhorhiza
  • Schiekia
  • Tribonanthes
  • Xiphidium
  • Wachendorfia
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脚注

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