トップQs
タイムライン
チャット
視点
バハマの軍事
ウィキペディアから
Remove ads
王立バハマ国防軍(おうりつバハマこくぼうぐん、英:Royal Bahamas Defence Force、RBDF)は、バハマの軍事組織。
2023年時点で人員は1500人[1]。
国家安全保障省の下、国防軍は海軍が主体となっており、これを補完する形でその他の部隊から成る。軍隊としての任務の他、他の行政機関を補佐する役割もあり[2]、警察・消防・税関・入国管理・公衆衛生などの補助も行なっている。
Remove ads
歴史
1980年3月31日、議会法により公式に創設され、国家安全保障省傘下で活動する。バハマ国王にはチャールズ3世が君臨し、バハマ総督が国防軍司令官に就いている。
バハマ国防軍の戦闘行動は唯一、キューバに対して経験している。1980年5月10日にバハマ領海内で密漁していた2隻のキューバ籍漁船「フェロセム54(Ferrocem 54)」と「フェロセム165(Ferrocem 165)」を、「HMBS フラミンゴ(HMBS Flamingo)」が拿捕した。これに報復するため2機のMiG-21が領空侵犯し警備艇に対して銃撃した。キューバ機は23mm機関砲で警備艇を沈没させ、漂流していた乗組員に対しても発砲した。これにより4人が死亡し、艇長を含む15人が漁船に救助されラグド島ダンカン・タウンに到着する。
1980年7月、密猟者に有罪判決が言い渡され、キューバ当局にも責任があるとして事件の補償金1000万USドルが支払われる。
2019年、バハマ国家安全保障省は、国際放射線学会の労力によって、国家司令、制御、コミュニケーションをサポートするため、ドローン一連のUASアカデミーに於いて、スウィフト・エンジニアリング が世界25か国から選ばれ、就任することとなった[3][4]。
Remove ads
組織
王立国防軍は厳密には海軍のみで構成される。1,000人近い規模を有し、イギリス連邦カリブ海諸国では有数の軍事力である。前述の通り、正規の陸軍部隊は存在せず、代わりに特殊部隊が設けられている。この内、海洋船舶に関連する作戦を担当する特殊作戦隊(Special Operations Unit)、水陸両用作戦を担当するコマンドー大隊(Commando Squadron)がある。
コマンドー大隊は約500人の規模から成り、イギリス海兵隊やアメリカ海軍特殊部隊シールズなどで訓練を受ける。空軍は無く、小規模な航空隊が存在するのみである。
階級
主要基地・施設
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
装備
艦艇
2011年6月現在。『Jane's Fighting Ships 2011-2012』より。
過去に保有していた艦艇については「バハマ海軍艦艇一覧」を参照。
- 哨戒艇
- イナグア(P27 Inagua) - 1979年
- バハマ級×2
- バハマ(P60 Bahamas) - 2000年
- ナッソー(P61 Nassau) - 2000年
- プロテクター級×1
- イエロー・エルダー(P03 Yellow Elder) - 1986年
- シー・アーク 40フィート型×2
- P44-45
- シー・アーク 49フィート型×2
- P48-49
- チャレンジャー型×4
- P38-41
- ドーントレス型×2
- P42-43
- ボストン・ホエール型×4
- P110-113
航空機
- キングエア 350 × 1機
- セスナ404 × 1機
- パイパーPA-31 × 2機
- パルテナビアP.68
- シコルスキー S-70
陸戦兵器
Remove ads
旗
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
その他
- 国際活動
国際連合平和維持活動のために以下に派遣した実績がある。
- ハイチ:国際連合ハイチ・ミッション
- エルサルバドル:細部不明
- 駐留外国軍
- ガイアナ沿岸警備隊 - ニュープロビデンス島に海軍基地施設がある。
バハマ軍関連の著名人
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
脚注
関連項目
参考文献
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads