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パキスタンの行政区画
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パキスタンの行政区画は、4つの州と1つの連邦直轄地域に分かれる。また、カシミール地方におけるパキスタンの実効支配領域は2つの行政区に分かれる。カシミールに当たる行政区はカシミール紛争が解決していないため、憲法上はパキスタンの一部ではない。
下位区分は管区(連邦直轄地域は未設置)、県、テシル(郡)、ユニオンカウンシル(シェルワン)(集落連合)の4層となっている。
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変遷

→「パキスタンにかつて存在した行政区画」および「en:Former administrative units of Pakistan」を参照
1947年8月14日の独立時には以下の5州と藩王国が存在した[1]。
- 東ベンガル州
- 西パンジャーブ州
- シンド州
- 北西辺境州
- バローチスターン州
1948年7月23日、シンド州より連邦首都地区(当時の首都はカラチ)が設置される。
1955年10月14日、パキスタン統一政策によって東ベンガル州は東パキスタンに、首都地区を除く他の行政区画はすべて西パキスタンに統合された。1958年9月8日、グワーダルをオマーンより編入。1960年8月1日に首都機能をラーワルピンディーへ移転したため、1961年にカラチの首都地区は廃止される。1967年、首都をイスラーマーバードへ遷都(ラーワルピンディーは仮首都の扱い)。
1970年7月1日、西パキスタンが廃止され4州とイスラーマーバード連邦直轄区に分割。1971年に東パキスタンはバングラデシュとして独立した。1981年、イスラーマーバード連邦直轄区の名称を首都圏へ変更。
2009年8月29日に北部地域をギルギット・バルティスタン地域に、2010年4月19日に北西辺境州をカイバル・パクトゥンクワ州へそれぞれ改名。
2018年5月31日、連邦直轄部族地域(FATA)をカイバル・パクトゥンクワ州へ統合[2]。
2020年11月1日、イムラン・カーン首相がギルギット・バルティスタンを地域から準州へ格上げする方針を表明[3][4]。2021年に地域議会は支持を表明したが[5]、カーン首相の退陣によりプロセスは停滞している[6]。
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一覧

- バローチスターン州(Balochistan Province,بلوچستان)
- カイバル・パクトゥンクワ州(Khyber Pakhtunkhwa Province,خیبر پختون خواہ)
- パンジャーブ州(Punjab Province,پنجاب)
- シンド州(Sindh Province,سندھ)
- イスラーマーバード首都圏(Islamabad Capital Territory,وفاقی دارالحکومت)
- アザド・カシミール(Azad Jammu and Kashmir,آزاد کشمیر)
- ギルギット・バルティスタン(Gilgit-Baltistan,گلگت - بلتستان)
1~4が州(province)、5が連邦直轄地域、6と7は実効支配領域である。
基礎情報
人口値は2017年パキスタン国勢調査の暫定結果より。
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関連項目
出典
外部リンク
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