パリ協定 (カンボジア和平)

パリ平和協定（英: The Paris Peace Agreements、クメール語: សន្ធិសញ្ញាសន្តិភាពទីក្រុងប៉ារីស、仏: Accords de paix de Paris)、または包括的パリ平和協定（正式名称。英: Comprehensive Cambodian Peace Agreements）は、1991年10月23日にフランスのパリで調印され、カンボジア・ベトナム戦争が正式に終結した。

カンボジア紛争の包括的な政治的解決に関する協定 英: Agreements on a Comprehensive Political Settlement of the Cambodia Conflict
通称・略称	パリ平和協定 英: The Paris Peace Agreements
署名	1991年10月23日
署名場所	フランス・パリ
締約国	オーストラリア  ブルネイ カンボジア国  カナダ  中国  フランス  インド  インドネシア  日本  ラオス  マレーシア  フィリピン  シンガポール  ソビエト連邦  タイ  イギリス  アメリカ  ベトナム  ユーゴスラビア
当事国	（署名者） ジャン・ベルナール・メリメ（英語版） （フランス国際連合常駐代表） Nugroho Wisnumurti （インドネシア国際連合常駐代表（英語版））
言語	中国語 英語 フランス語 ロシア語
主な内容	カンボジア・ベトナム戦争の平和協定

協定により冷戦後で最初の平和維持活動（国際連合カンボジア暫定統治機構）が展開され、初めて国際連合が国家の政府を継承した。19ヶ国が協定に調印した^[1]。

パリ平和協定は、以下の条約からなる。

• カンボジアに関するパリ会議の最終文書
• カンボジア紛争の政治的な解決に関する合意
• カンボジアの主権、領土の保全と不可侵、中立と国家統一に関する合意
• カンボジアの復帰と復興に関する宣言^[2]

関連項目

• 国際連合カンボジア暫定統治機構