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パルマ大聖堂 (スペイン)

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パルマ大聖堂 (スペイン)
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パルマ大聖堂スペイン語: Catedral de Santa María de Palma de Mallorca)は、スペインバレアレス諸島州パルマ・デ・マヨルカにあるローマ・カトリック大聖堂。西地中海に浮かぶバレアレス諸島マヨルカ島にある[1]重要文化財である。ラ・セウカタルーニャ語: La Seu)、パルマデマリョルカ大聖堂[2]マヨルカ大聖堂[1]とも呼ばれる。

概要 パルマ大聖堂, 基本情報 ...
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歴史

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身廊

1229年にアラゴン=カタルーニャ連合王国ハイメ1世がマヨルカ島を征服レコンキスタ)し、1230年に建設が開始されたが、完成したのは1601年のことである。イスラーム教徒の時代のこの地にはモスクが存在したため、エルサレムではなくメッカの方角を向いている[3]

1851年の地震ではファサードが大きく損傷し、修復工事が開始された。修復開始から50年後の1903年には、マヨルカ司教によってカタルーニャ人建築家のアントニ・ガウディが修復計画に招聘された。ガウディの意見の一部は計画に採用され、聖歌隊席・祭壇などの配置変更、壁画・説教台・天蓋のデザインを行ったが、意見の食い違いから1914年には修復計画から手を引いている。

特徴

カタルーニャ・ゴシック様式英語版で設計されたが、北ヨーロッパの影響を受けている。全長は121m、全幅は55m、身廊の全高は44mである。ゴシック様式の主要な大聖堂の身廊の高さを比較すると、パリのノートルダム大聖堂が33m、ランスノートルダム大聖堂が38m、アミアンノートルダム大聖堂が42m、ボーヴェボーヴェ大聖堂フランス語版が48mである。1,236枚のガラスからなる世界有数の規模のステンドグラスがある。

脚注

関連項目

外部リンク

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