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ファウヌスの家

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ファウヌスの家
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ファウヌスの家[1][2]またはファウノの家[3]: Casa del Fauno: House of the Faun)は、イタリアにある古代ローマの遺跡ポンペイを構成する建物の一つ。世界遺産ポンペイ、ヘルクラネウム及びトッレ・アンヌンツィアータの遺跡地域」の一部でもある。建物内からは、名前の由来でもあるファウヌスブロンズ像や、『アレクサンドロス・モザイク』が発見された[2]

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「ファウヌスの家」中庭[1]

解説

ポンペイで最大級の邸宅であり、街の有力者が住んだと推測される[4]。面積は3,000平方メートルに及ぶ[4]ヘレニズム宮殿式のペリステュリウム柱廊付きの中庭)、トスカナ式のアトリウム天窓付きの広間)、クビクルム英語版(寝室)[2]トリクリニウム(食事室)[1]などからなる。

名前の由来のブロンズ像『踊るファウヌス』は、中庭のインプルウィウム英語版(雨水受け皿)に設置された[2]

家は前180年から前170年ごろ建てられ、前120年ごろ大改築された[5]。それから前100年ごろまでの間に、中庭のエクセドラ(応接間・談話室)の床に『アレクサンドロス・モザイク』が設置された[5]。前79年、ヴェスヴィオ山の噴火により地中に埋もれた[5]

ギャラリー

脚注

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