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フィアレス級揚陸艦

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フィアレス級揚陸艦
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フィアレス級強襲艦英語: Fearless-class assault ships)は、イギリス海軍が運用していたドック型輸送揚陸艦(LPD)の艦級[1][2]

概要 フィアレス級強襲艦, 基本情報 ...
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設計

公式にはあえて認められていないが、実質的には、アメリカ海軍ローリー級ドック型輸送揚陸艦の縮小版である[2]蒸気タービン機関を採用しており、ボイラーの蒸気性状は圧力550 lbf/in2 (39 kgf/cm2)、温度454℃であった[1]

揚陸部隊400名(短期間であれば700名)を乗艦させることができる。また車両甲板は戦車甲板と軽車両甲板に分けられており、合計で、戦車15両とトラック27両を搭載できた[2]上陸用舟艇としては、ダビット英語版LCVP Mk.2型車両人員揚陸艇(人員35名または半トントラック1両搭載可能)4隻を、またウェルドックにはLCM(9)型機動揚陸艇チーフテン戦車2両搭載可能)4隻を搭載できた。なお艦尾甲板はヘリコプター甲板とされており、4〜6機のヘリコプターを運用できるが、ハンガーは設けられていない[1]

なお、兵装としては当初は諸元表の通りの装備を搭載していたが、1980年代に、シーキャット発射機のうち艦後方に搭載されていた2基は撤去され、「フィアレス」ではファランクス 20mmCIWSに換装されたほか、GAM-B01 20mm単装機銃も追加装備された。また同艦ではNAUTIS-L指揮統制システムも搭載した[1]。「イントレピッド」も同様の改修を検討したものの、状態が悪かったために断念され、かわって75口径30mm連装機銃が搭載された[2]

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配備

1976年、国防予算削減を受けて、「フィアレス」は練習艦に、また「イントレピッド」は予備役編入とされた。「イントレピッド」は、1979年から1981年にかけて、「フィアレス」が近代化改修を行った際には一時的に現役復帰したものの、その後は再度予備役編入され、アルゼンチンへの売却も取り沙汰されていた。しかしフォークランド紛争を受けて緊急で現役復帰することになった。「フィアレス」は4月6日に、また「イントレピッド」は同26日に、海兵隊第3コマンドー旅団を乗艦させて出撃している[3]

さらに見る #, 艦名 ...
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脚注

外部リンク

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