トップQs
タイムライン
チャット
視点
フェロシアン化ナトリウム
ウィキペディアから
Remove ads
フェロシアン化ナトリウム(sodium ferrocyanide)とは、ヘキサシアニド鉄(II)酸ナトリウム(sodium hexacyanoferrate(II))のこと、すなわち、ナトリウムのヘキサシアニド鉄(II)酸塩である。組成式は、Na4[Fe(CN)6]。式量、303.93。黄血ソーダ(yellow prussiate of soda)や黄色ソーダなどと呼ばれる場合もある。なお、名称が似ているフェリシアン化ナトリウムは、ヘキサシアニド鉄(III)酸ナトリウム(Na3[Fe(CN)6])を指すので、混同しないこと。
Remove ads
合成
性質
ヘキサシアニド鉄(II)酸ナトリウム(Na4[Fe(CN)6])は、大抵、水和水を持つ。Na4[Fe(CN)6]・10H2Oが代表的だが、他にもNa4[Fe(CN)6]・12H2Oといったものもある。
無水和物の水100gに対する溶解度は、20℃で17.9g[2](17.87g[3])、60℃で42.5g[2][3]、98.5℃で63gである[2][3]。なお、性質はヘキサシアノ鉄(II)酸カリウムとほぼ同じである[2]。このため、ヘキサシアニド鉄(II)酸ナトリウムは、ヘキサシアニド鉄(II)酸カリウムの代用品として用いられることもある[4]。
その他
ヘキサシアニド鉄(II)酸ナトリウムは、食品添加物として用いられる場合がある。
出典
主な参考文献
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads