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フォーミュラ・リージョナル
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フォーミュラ・リージョナル(英語: Formula Regional, 略称:FR)は、自動車レースの1カテゴリーである。FIAが定義するフォーミュラカーレースのうち、F3とF4の間に位置する。

概要
FIAでは2020年より、全世界的にF3をワンメイク化した新カテゴリーに再編する方針を示していたが[1]、各国のローカルシリーズの主催者から独自シリーズの存続を求める声が多く上がったため、最終的に2017年10月にFIA F3とFIA F4の中間カテゴリーとして「フォーミュラ・リージョナル」を設けることになった[2]。2017年12月のFIA世界モータースポーツ評議会で新たに承認され[3]、2018年からアジアと北米で新シリーズが開始され[4][5]、続いて2019年にヨーロッパ[6]、2020年に日本で開始された[7]。正式なカテゴリ名はフォーミュラ・リージョナル・サーティファイド・バイ・FIA (FORMULA REGIONAL certified by FIA) [8]。
F3アジアシリーズでは、2018年よりフォーミュラ・リージョナル規格に準拠したタトゥース・F3 T-318を採用した。同シリーズには日本からのエントラントで、スーパーライセンスが参戦した。
2019年3月に童夢が、童夢・F111/3の開発に着手した事を発表[9]。同年9月には完成したマシンを公開するとともに、2020年より「フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ」の名称で同シャシーを用いたシリーズ戦を発足させる方針を明らかにした[10]。
2024年からは、マカオグランプリのメインレースが、フォーミュラ・リージョナルによる「FIAフォーミュラ・リージョナル・ワールド・カップ」として開催される[11]。
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レギュレーション
フォーミュラ・リージョナルは基本的にFIA-F4の仕組みを踏襲し、各シリーズごとにFIA公認のワンメイクのシャシー・エンジンによって争われるが、プライスキャップが定められており、シャシーは77,000ユーロ以下、エンジンは23,000ユーロ以下(2019年時点、その後物価変動に伴うスライドあり)で販売しなくてはならない(日本ではセットで1,200万円以下)[12]。
シャシーは、タトゥース[13]、リジェ・オートモーティブ[14]、童夢[15]が公認済み。
エンジンは、 270馬力のターボチャージャー付きガソリンエンジンを使用。アルファロメオ、ルノー、トヨタ、ホンダが公認済み。
- 全長/全幅/全高:4,891mm/1,850mm/957mm[15]
- ホイールベース:2,950mm
- 最低重量:670kg(ドライバー及びバラスト含む)
- ギアボックス:6速パドルシフト
- タイヤ:フロント240-13” リア280-13”
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シリーズ一覧
脚注
関連項目
外部リンク
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