トップQs
タイムライン
チャット
視点

フール・フォー・ザ・シティ (アルバム)

フォガットのアルバム ウィキペディアから

Remove ads

フール・フォー・ザ・シティ』(Fool for the City)は、イギリスのロック・バンド、フォガットの5作目となるアルバム。1975年9月15日にリリースとなった。

概要 『フール・フォー・ザ・シティ』, フォガット の スタジオ・アルバム ...

彼らの代表曲となったタイトル曲および「Slow Ride」が収録された本作は、彼らにとって初めてのプラチナ認定を受けたアルバムとなった。また本作は、オリジナル・メンバーのベーシスト、トニー・スティーヴンズの脱退後初の作品でもある。

プロデューサーのニック・ジェイムソンがベースおよびキーボードを担当し、彼はアルバム最後に収録された「Take It or Leave It」をデイヴ・ぺヴァレットと共作している。ジェイムソンは裏ジャケットの写真に写っているが、彼が本作を従えてフォガットとツアーに出たかは確認されていない。本作のリリース直後、新たなベーシスト、クレイグ・マクレガーが加入したが、ジェイムソンはその後20年の間に断続的にバンドのプロデューサー、レコーディング・エンジニアを務めている。

Remove ads

アルバム・ジャケット

アルバム・ジャケットにはドラマーのロジャー・アールがニューヨークマンハッタンイースト・ヴィレッジのフォガットの米国の事務所の所在地、イースト・11番ストリート(2番アヴェニューと3番アヴェニューの間)の近所のマンホールに向かって箱に腰掛け、釣りをしている様子が写っている。裏ジャケットには、アールの様子を懐疑的な目で眺める見物人たちとバンドの他のメンバーたちが捉えられている。バンドのメンバーたちは彼に何をしているのか尋ねているか、やめさせるために説得しているように見える。2014年のインタビューでアールはこの写真が撮影された状況について次のように語っている:

あれは日曜の朝で、俺は睡眠を取っていなかった。(中略)ニック・ジェイムソンのアイデアだったんだ。(中略)俺が釣り好きだったからね。俺たちはマンホールの蓋を開けて、俺が箱に座った。すぐさまニューヨーク市警がパトカーでやってきたよ。彼らは俺たちを見ながら車の窓ガラスを下ろした。俺たちは「やっべえ」と思ったけど、彼らは「おい!お前らは釣りの免許を持っているのか?」と大声で声をかけてきて、それから笑い出したんだよ。彼らはこちらにやってきて「お前ら一体何をしているんだ?」なんて言ってきた。彼らは俺に手錠をかける写真を何枚か撮って去っていったよ。ニューヨーク市警の連中は最高だね[5]
Remove ads

収録曲

Side 1
  1. Fool for the City (Dave Peverett) – 4:33
  2. My Babe (Bobby Hatfield, Bill Medley) – 4:35
  3. Slow Ride (Dave Peverett) – 8:14
Side 2
  1. Terraplane Blues (Robert Johnson) – 5:44
  2. Save Your Loving (For Me) (Peverett, Rod Price) – 3:31
  3. Drive Me Home (Peverett) – 3:54
  4. Take It or Leave It (Peverett, Nick Jameson) – 4:49


参加ミュージシャン

プロダクション

  • トニー・ロウ Tony Loew – 写真撮影
  • トニー・アウティダ Tony Outeda – コーディネーター[6]


脚注

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads