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ブエルタ・ア・エスパーニャ2006

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ブエルタ・ア・エスパーニャ2006
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ブエルタ・ア・エスパーニャ2006スペイン語: Vuelta a España 2006)は、スペインで行われる自転車ロードレースブエルタ・ア・エスパーニャ』の61回目の大会である。2006年8月26日から9月17日まで行われた。

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ブエルタ・ア・エスパーニャ2006コースレイアウト

スペイン南部のマラガでのチームタイムトライアルでスタートし、マラガから時計回りにスペインを1周し首都マドリッドを目指す全行程3192 kmで行われた。2度の個人タイムトライアルの他、7日間の山岳ステージがまんべんなく配されている。ただし、休息日明けの16ステージから18ステージまでは3日連続の山岳ステージである。

大会はUCIプロツアー参加の20チームに主催者推薦枠で出場したリラックス・ガム(プロフェッショナルコンチネンタルチーム)を加えた21チームによって行われた。

総合優勝は、絶対的本命不在の中で争われた。地元スペインの若手アハンドロ・バルベルデが第7ステージ優勝し、他の総合勢からリードを奪う一方で、優勝候補のアレクサンドル・ヴィノクロフは調子が上がらず、2分近いタイム差を失ってしまう。しかし第8ステージと第9ステージでヴィノクロフは連勝、調子が戻ってきたことを示した。

第2週に入ってもバルベルデは好調を維持し、第14ステージの得意とは言えない個人タイム・トライアルも乗り切り、2回目の休養日まで1分42秒のタイム差をヴィノクロフにつけていた。

第3週の注目ステージは頂上ゴールの第18ステージであったが、事件はその前の第17ステージで起こった。1級山岳を下った後に平坦が続くプロフィールで、ヴィノクロフのチーム・メートであるカシェキンがアタック。カシェキンは一時期はヴィノクロフよりも上位にいたほど好調で、総合上位を維持していた。そのためにバルベルデはカシェキンを追わざるを得ず、頃合いをみてヴィノクロフがさらに飛び出すと、前を行くカシェキンと合流してリードを奪った。ヴィノクロフは同じく総合上位のカルロス・サストレと協調して追おうとするが、サストレにはもう脚がなかった。バルベルデは得意の下りで一時は追いつきかけたが、目前でヴィノクロフが単独でさらにアタックしてリードが広がった。平坦部分にはいるとヴィノクロフは逃げ残っていた先頭のトム・ダニエルソンに追いつき、2人は協調してさらに差を広げた。ヴィノクロフは協力してくれたダニエルソンにステージ優勝を譲ったが、2位のボーナスタイム12秒を獲得し、8秒差で総合首位に立った。

続く第18ステージの頂上ゴールでは、ヴィノクロフが先頭集団からアタック。疲れが見えた頃に今度はチーム・メートのカシェキンがアタックでヴィノクロフに合流、チーム・メートで同国人の2人がまたも協調してリードを保つと、ヴィノクロフはカシェキンにステージ優勝を譲り、2位のボーナス・タイムを含めさらにタイム差を広げた。

ヴィノクロフは第19ステージの個人タイム・トライアルでも優勝し、ステージ3勝目、総合優勝を決めた。

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