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ブライアン兄弟
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ブライアン兄弟(The Bryan brothers)は、ロバート・チャールズ・"ボブ"・ブライアンとマイケル・カール・"マイク"・ブライアンの双子によるアメリカの元プロテニス選手チーム。ATPランキング最高位は1位。ATPツアーで119勝を挙げた。
チームとしてグランドスラム優勝数歴代1位、ATP大会最多優勝記録、世界ランキング1位最長記録など数々の記録を残し、史上最強のダブルスチームと名高い。
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経歴
要約
視点
2001年2月26日全米国際インドアテニス選手権にてATP初優勝。2002年8月カナダ・マスターズでマスターズ初優勝。第3シードで出場した2003年全仏オープンにて前回優勝のポール・ハーフース/エフゲニー・カフェルニコフに勝利しグランドスラム初優勝。2006年ウィンブルドン選手権に優勝しキャリアグランドスラムを達成。
2010年8月1日ファーマーズ・クラシックにて優勝。オープン化以降初となるチームで決勝進出100回達成。この優勝で62回目の優勝となりトッド・ウッドブリッジ/マーク・ウッドフォードのウッディーズの持つオープン化以降優勝記録を更新した。
2011年12月12日、世界ランク1位として271週目となり、これまでジョン・マッケンローが保持していたダブルス世界ランク1位の世界最長記録である270週を抜き新記録を樹立した。[1]
2012年全仏オープン決勝に進出。決勝進出回数21回となりトッド・ウッドブリッジを抜いて歴代1位記録を更新した。
2013年全仏オープンで優勝しダブルキャリアグランドスラムを達成(各4大大会2回以上優勝)。さらにウィンブルドン選手権で優勝し、オープン化以降ダブルスチーム初となるグランドスラム4大会連続優勝を達成。
2014年全米オープンに優勝しダブルス通算優勝数100回を達成。[2]
2014年10月、上海マスターズ2回戦にて通算900勝を達成。優勝しキャリアゴールデン・マスターズ(マスターズ9大会全制覇)を達成した。同時にグランドスラム、マスターズ1000、ATPワールドツアー・ファイナル、デビスカップ、オリンピックすべての大会の優勝を果たした。
2015年全豪オープンで2年連続で3回戦止まりとなった。グランドスラム大会で2年連続で4回戦以上に上がれなかったのは2001年全仏オープン以来となる。全仏オープンでは2年ぶり6度目の決勝進出を果たすがイワン・ドディグ/マルセロ・メロに敗れた。
2016年全仏オープンも2年連続準優勝に終わった。2017年全豪オープンでも準優勝。
2018年5月にはボブが臀部を故障、人工股関節置換手術を受けて長期離脱することになった。その間、マイクはジャック・ソックと組み、2018年ウィンブルドン選手権と全米オープンで優勝した。
2019年年始のASBクラシックで兄弟ペアが復活[3][4]。2月のデルレイビーチ・オープンで復帰後初優勝を果たした。マイアミ・オープンではマスターズのタイトルも獲得している。11月に来年の全米オープン限りで引退することを発表[5]。
最後のグランドスラムとなった2020年全豪オープンでは2回戦で世界1位のフアン・セバスティアン・カバルを下すも、3回戦で敗れた。続くデルレイビーチ・オープンでツアー119勝目を挙げ、これが最後の大会となる。その後は新型コロナウイルス感染症流行の影響でツアーが中断。8月に再開するも無観客開催であることも影響したことから、全米オープンを待たずして引退することを表明した[6]。
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その他
ダブルスでの若手の活躍が難しい要因について、ダブルスというゲームはボレーが多い点などでとても複雑で、パートナーとのコミュニケーションを作り上げるには、ある程度の時間も必要であることなどを挙げている。
ブライアン兄弟といえば、ポイントを取った時に見せる飛び上がって胸と胸をぶつける『チェストバンプ』で有名だが、二人の体格が似ていないと難しいので、他の人にはそれは勧めないとも思っている。[7]
ダブルス記録
要約
視点
※オープン化以降
受賞歴
- ITFダブルス・ワールドチャンピオン(2003–07, 2009–14)
- ATP最優秀ダブルス賞(2003, 2005–07, 2009–14)
- ATP Fans' Favorite Doubles Team(2006–14)
脚注
関連項目
外部リンク
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