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ブリザード・オブ・オズ〜血塗られた英雄伝説

オジー・オズボーンのアルバム ウィキペディアから

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ブリザード・オブ・オズ〜血塗られた英雄伝説』(原題:Blizzard of Ozz)は、オジー・オズボーン1980年に発表したスタジオ・アルバム

概要 『ブリザード・オブ・オズ〜血塗られた英雄伝説』, オジー・オズボーン の スタジオ・アルバム ...
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解説

ブラック・サバス脱退後、オズボーンはランディ・ローズ(元クワイエット・ライオット)、ボブ・デイズリー(元レインボー)、リー・カースレイク(元ユーライア・ヒープ)といったメンバーを迎えた自身のバンドを結成して、ソロ名義では初の作品となる本作を発表した。

ローズのギター演奏は高く評価され、音楽評論家のSteve Hueyはallmusic.comにおいて「ヴァン・ヘイレンのファースト・アルバムと並び、1980年代のメタル・ギターの基本となった」「クラシック・ギターのテクニックと音階を応用することで、エディ・ヴァン・ヘイレンと同様、徹底的にルールブックを書き換えた」と評している[4]。また、『Guitar World』誌が選出した「100 Greatest Guitar Solos」では、「クレイジー・トレイン」のギター・ソロが9位に[5]、「ミスター・クロウリー<死の番人>」のギター・ソロが28位に達した[6]

本作からの第1弾シングル「クレイジー・トレイン」は、全英シングルチャートで49位[7]ビルボード誌のメインストリーム・ロック・チャートで9位に達した[8]。第2弾シングル「ミスター・クロウリー」は全英46位に達した[7]

2002年に発売されたリマスター盤では、シングル「クレイジー・トレイン」のカップリング曲「ユー・ルッキン・アット・ミー、ルッキン・アット・ユー」がボーナス・トラックとして追加収録されたのに加えて、ベースドラムスのパートが、当時オズボーンのバンドに在籍していたロバート・トゥルージロマイク・ボーディンの演奏に差し替えられた。

2011年発売の「レガシー・エディション」では、計3曲のボーナス・トラックが収録され、また、ベースとドラムスのトラックもデイズリーとカースレイクの演奏に戻された[9]

2020年9月18日、アルバム発売から40周年を記念して「Blizzard of Ozz 40th Anniversary Expanded Edition」としてストリーミング・サービスで販売及び配信された[10]

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収録曲

要約
視点

特記なき楽曲はオジー・オズボーン、ランディ・ローズボブ・デイズリーの共作。4.はインストゥルメンタル

  1. アイ・ドント・ノウ - I Don't Know - 5:16
  2. クレイジー・トレイン - Crazy Train - 4:56
  3. グッバイ・トゥ・ロマンス - Goodbye to Romance - 5:35
  4. ディー - Dee (Randy Rhoads) - 0:49
  5. スーサイド・ソリューション<自殺志願> - Suicide Solution - 4:18
  6. ミスター・クロウリー<死の番人> - Mr. Crowley - 5:02
  7. ノー・ボーン・ムービーズ - No Bone Movies (Ozzy Osbourne, R. Rhoads, Bob Daisley, Lee Kerslake) - 3:52
  8. レヴェレイション(マザー・アース)<天の黙示> - Revelation (Mother Earth) - 6:09
  9. スティール・アウェイ(ザ・ナイト) - Steal Away (The Night) - 3:28

2002年リマスター盤ボーナス・トラック

  1. ユー・ルッキン・アット・ミー、ルッキン・アット・ユー - You Lookin' at Me, Lookin' at You - 4:14

2011年レガシー・エディション盤ボーナス・トラック

  1. ユー・ルッキン・アット・ミー、ルッキン・アット・ユー - You Lookin' at Me, Lookin' at You - 4:14
  2. グッバイ・トゥ・ロマンス(2010ギター&ヴォーカル・ミックス)- Goodbye to Romance (2010 Guitar & Vocal Mix) - 5:47
  3. RR - RR (R. Rhoads) - 1:13

2020年エクスパンデッド・デジタル・エディション・ボーナス・トラック

  1. アイ・ドント・ノウ - I Don’t Know – from Ozzy Live
  2. クレイジー・トレイン - Crazy Train – from Ozzy Live
  3. ミスター・クロウリー<死の番人> - Mr. Crowley – from Ozzy Live
  4. レヴェレイション(マザー・アース)<天の黙示> - Revelation (Mother Earth) – from Ozzy Live
  5. スティール・アウェイ(ザ・ナイト) - Steal Away (The Night) – from Ozzy Live
  6. スーサイド・ソリューション<自殺志願> - Suicide Solution – from Ozzy Live
  7. ユー・セイド・イット・オール - You Said It All (live) – from Mr Crowley EP
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他メディアでの使用例

  • ビデオゲーム『Guitar Hero World Tour』(2008年)で、「クレイジー・トレイン」と「ミスター・クロウリー<死の番人>」が使用された[11]
  • アメリカ映画『メガマインド』(2010年)で「クレイジー・トレイン」が使用された[12]。ただし、同作のオリジナル・サウンドトラック・アルバムには収録されていない。

参加ミュージシャン

2002年リマスター盤

脚注

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