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ブリティッシュ・アメリカン・タバコ

イギリスのタバコメーカー ウィキペディアから

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ
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ブリティッシュ・アメリカン・タバコ: British American Tobacco Plc)は、イギリスロンドンに本社を置く、タバコ製造・販売企業。略称BAT又はBAロンドン証券取引所ニューヨーク証券取引所JSE上場企業(LSE: BATSNYSE: BTIJSE: BTI)。

概要 種類, 市場情報 ...

代表的なブランドにラッキーストライク、ケントなどがある。

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沿革

1902年、イギリスのインペリアル・タバコ(現在のインペリアル・ブランズ)とアメリカ合衆国アメリカン・タバコ・カンパニーのジョイント事業として設立された[3]。1984年にイーグルスター保険を買収した[4]2017年R.J.レイノルズ・タバコ・カンパニーの全株式を買収し子会社化した[5]

主要業務

ブリティッシュ・アメリカン・タバコが所有するブランドとして国際展開しているものは、ダンヒルケントラッキーストライクポールモールヴォーグロスマンズウィンフィールド英語版ステートエクスプレス555英語版クールバイスロイ英語版などがある。ただし販売している各国でブリティッシュ・アメリカン・タバコが商標権、販売権を持っているわけではない。

世界展開

ブリティッシュ・アメリカン・タバコが製造または販売するローカルブランドは下記のものがある。

  • ベンソン&ヘッジズ(バングラデシュ)
  • ベルモント(コロンビア、チリ、ベネズエラ)
  • ジョッキークラブ(アルゼンチン)
  • ストラッドブローク(オーストラリア)
  • ハリウッド(ブラジル)
  • デュモリエ(カナダ)
  • プリンス(デンマーク)
  • ノースステート(フィンランド)
  • HB(ドイツ)
  • ソピアネー(ハンガリー)
  • ウィリス(インド)
  • アルダス(インドネシア)
  • キャロルズ、キャロルズキング、グランドパレード、ブラックエレン(ドイツ)
  • スウィートアフトン、メジャー(アイルランド)
  • ブーツ、アラン(メキシコ)
  • ゴールドリーフ(バングラデシュ、パキスタン)
  • ヤンIIIソビエスキ(ポーランド)
  • ヤヴァゴールド(ロシア)
  • コートレイ(南アフリカ)
  • パリジェンヌ(スイス)
  • マルテペ(トルコ)
  • ション(ウズベキスタン)
  • マルボロ(バングラデシュ)
  • クレーブンA(ベトナム、ジャマイカ)
  • BATスナス、ホリデイ、フリーダム、パークドライブ(ニュージーランド)
  • ロイヤルズ(イギリス)
  • エンバシー(ケニア)
  • バイスロイ、ニューポート、ラッキーストライク(ドミニカ共和国)
  • デルタ(エルサルバドル)

日本

日本では、ケントが最主力銘柄である。日本法人はブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン合同会社British American Tobacco Japan, Ltd.)で、東京(ミッドタウン・タワー)にオフィスを持つ。2020年現在は殆どの銘柄が韓国の工場で製造されている。

日本販売製品

紙巻
さらに見る ブランド名, 現行銘柄数 ...
葉巻
  • キャプテン・ブラック
  • スウィング
  • オートイ
  • サンライズ
  • キュベロ
加熱式たばこ
販売終了
  • ハーレーダビッドソン (たばこ)
  • キャプテンブラック銘柄全品(2006年)

モータースポーツとの関わり

要約
視点
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コリン・マクレーがドライブした555カラーのスバル・インプレッサ

日本に輸入されていない銘柄としてステートエクスプレス555英語版(ファイブ・ファイブ・ファイブ)があり、かつてこの銘柄は自動車メーカーSUBARUWRCワークスイメージとしてブルーと555ロゴがデザインされ、よく知られていた。このカラーリングはBATがF1に注力する為一時消滅したが2002年に再度スバルのスポンサーとして復帰し、2005年のスポンサード終了まで続いた。

F1では、古くは1970年代から80年代にかけてチーム・ロータスのスポンサーを務め、黒地に金字のジョン・プレイヤー・スペシャル (JPS)塗装のマシンが活躍していた。

その後F1チームのブリティッシュ・アメリカン・レーシング(後のB・A・R)の筆頭株主として創設に名を連ね、1999年から同チームメインスポンサーとしてF1に参加。初年度のマシン(B・A・R 01)はアメリカIRLなどの様に、ジャック・ヴィルヌーヴのマシンをレッドとホワイトのラッキーストライクリカルド・ゾンタのマシンをブルーとゴールドの555に分けて両ブランドを同時に露出させる戦略を狙ったが、F1のレギュレーション上同一チームは単一のカラーリングでなければならなかったことを指摘された為、苦肉の策としてマシンの中央から左右に分断し、それぞれ左右で独立したラッキーストライクと555のカラー&デザインを施した(第2戦からはノーズがシルバーになり中央部にはファスナーが描かれていた)。このカラーリングは妥協の産物に過ぎなかったこともあり、きわめて不評であった。

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ラッキーストライクカラーのB・A・R 006をドライブするジェンソン・バトン

2000年にはラッキーストライクをイメージしたカラーリング(いわゆる日の丸カラー)に変更された。ただスポンサーロゴには555も含まれており、2004年のF1中国GPでは中国市場でのブランドの知名度を考慮し、アンソニー・デビッドソンの乗るサードカーのカラーリング及び、ドライバーとチームスタッフのユニフォームが、通常のラッキーストライクから555イメージのブルーに変更されているほか、2台のレースカーもラッキーストライクロゴが555ロゴに置き換えられている。ただし、カラーリングは従来と同じであった。2005年と2006年の中国GPでは、2台のレースカーも555イメージのブルーのカラーリングとなった。

2005年をもって、チーム株式を全てホンダに売却しチーム運営からは手を引き、その後はホンダF1チームのメインスポンサーとしてチームをサポートしたが、EU内でのタバコ広告規制に伴い2006年をもってスポンサー活動を終了した。

2019年からマクラーレンとパートナーシップ契約を結んだ[6]。タバコ広告規制を回避するため、BATの潜在的にリスクが低減された商品の宣伝プログラム「A Better Tomorrow」のロゴを掲載する[7]

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脚注

関連項目

外部リンク

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