プレジデンツトロフィー

プレジデンツトロフィー（Presidents' Trophy）は、NHLのレギュラーシーズンにおいて、最も多くの勝ち点を獲得したチームに贈呈される賞で、1985年に創設された^[1]。

プレジデンツ・トロフィー
スポーツ	アイスホッケー
受賞対象	NHLレギュラーシーズンにおいて最多勝ち点チーム
歴史
初回	1985-86（英語版）
初回受賞	エドモントン・オイラーズ（英語版）
最多受賞	デトロイト・レッドウィングス (6)
最新受賞	ウィニペグ・ジェッツ (初・2025)

概要

それまではNHLにおけるレギュラーシーズンチャンピオンとして授与されたが、1985年にNHL理事会によって創設された^[1]。

歴代受賞チーム

  * スタンレー・カップ優勝

  ^ スタンレー・カップ決勝敗退

  # プレーオフの予選で敗退^{[nb 1]}

太字は最高勝ち点を記録したチームとして表記

Year	受賞チーム	勝ち点	プレーオフ結果	受賞回数	2位との勝利数差
1985-86（英語版）	エドモントン・オイラーズ	119	ディビジョン決勝敗退 (CGY)[2]	1	9
1986-87（英語版）	エドモントン・オイラーズ	105	スタンレー・カップ優勝*[3]	2	6
1987-88（英語版）	カルガリー・フレームス	105	ディビジョン決勝敗退 (EDM)[4]	1	2
1988-89（英語版）	カルガリー・フレームス	117	スタンレー・カップ優勝*	2	2
1989-90（英語版）	ボストン・ブルーインズ	101	スタンレー・カップ決勝敗退 (EDM)^[5]	1	2
1990–91（英語版）	シカゴ・ブラックホークス	106	ディビジョン準決勝敗退 (MIN)#[6]	1	1
1991–92（英語版）	ニューヨーク・レンジャース	105	ディビジョン決勝敗退 (PIT)[7]	1	7
1992–93（英語版）	ピッツバーグ・ペンギンズ	119	ディビジョン決勝敗退 (NYI)[8]	1	10
1993–94（英語版）	ニューヨーク・レンジャース	112	スタンレー・カップ優勝*	2	6
1994–95（英語版）	デトロイト・レッドウィングス	070[nb 2]	スタンレー・カップ決勝敗退 (NJ)^	1	5
1995–96（英語版）	デトロイト・レッドウィングス	131	カンファレンス決勝敗退 (COL)[9]	2	27
1996–97（英語版）	コロラド・アバランチ	107	カンファレンス決勝敗退 (DET)[10]	1	3
1997–98（英語版）	ダラス・スターズ	109	カンファレンス決勝敗退 (DET)[11]	1	2
1998–99（英語版）	ダラス・スターズ	114	スタンレー・カップ優勝*	2	9
1999–2000（英語版）	セントルイス・ブルース	114	カンファレンス準々決勝敗退 (SJ)#[12]	1	6
2000–01（英語版）	コロラド・アバランチ	118	スタンレー・カップ優勝*	2	7
2001–02（英語版）	デトロイト・レッドウィングス	116	スタンレー・カップ優勝*	3	15
2002–03（英語版）	オタワ・セネターズ	113	カンファレンス決勝敗退 (NJ)[13]	1	2
2003–04（英語版）	デトロイト・レッドウィングス	109	カンファレンス準決勝敗退 (CGY)[14]	4	3
2004–05	ロックアウトによるシーズンキャンセルのため表彰なし
2005–06（英語版）	デトロイト・レッドウィングス	124	カンファレンス準々決勝敗退 (EDM)#[15]	5	11
2006–07（英語版）	バッファロー・セイバーズ	113	カンファレンス決勝敗退 (OTT)[16]	1	0(3チーム同数)
2007–08（英語版）	デトロイト・レッドウィングス[17]	115	スタンレー・カップ優勝*	6	7
2008–09（英語版）	サンノゼ・シャークス	117	カンファレンス準々決勝敗退 (ANA)#[18]	1	1
2009–10（英語版）	ワシントン・キャピタルズ	121	カンファレンス準々決勝敗退 (MTL)#	1	8
2010–11（英語版）	バンクーバー・カナックス	117	スタンレー・カップ決勝敗退 (BOS)^	1	10
2011–12（英語版）	バンクーバー・カナックス	111	カンファレンス準々決勝敗退 (LA)#	2	2
2012–13（英語版）	シカゴ・ブラックホークス	77[nb 3]	スタンレー・カップ優勝*	2	5
2013–14（英語版）	ボストン・ブルーインズ	117	カンファレンス準決勝敗退（MTL）	2	1
2014–15（英語版）	ニューヨーク・レンジャース	113	カンファレンス決勝敗退 (TB)^	3	3
2015–16（英語版）	ワシントン・キャピタルズ	120	セカンドラウンド敗退（PIT）	2	11
2016–17（英語版）	ワシントン・キャピタルズ	118	セカンドラウンド敗退（PIT）	3	7
2017–18（英語版）	ナッシュビル・プレデターズ	117	セカンドラウンド敗退（WPG）	1	3
2018–19（英語版）	タンパベイ・ライトニング	128	ファーストラウンド敗退 (CBJ)	1	21
2019–20（英語版）	ボストン・ブルーインズ	100[nb 4]	セカンドラウンド敗退（TB）	3	6
2020–21（英語版）	コロラド・アバランチ	82[nb 5]	セカンドラウンド敗退 (VGK)	3	0 (規定5勝)
2021-22（英語版）	フロリダ・パンサーズ	122	セカンドラウンド敗退 (TB)	1	3
2022-23（英語版）	ボストン・ブルーインズ	135	ファーストラウンド敗退 (FLA)	4	22
2023–24（英語版）	ニューヨーク・レンジャース	114	カンファレンス決勝敗退 (FLA)	4	1
2024–25（英語版）	ウィニペグ・ジェッツ	116	セカンドラウンド敗退 (DAL)	5	1

1. 現在のプレーオフの制度は変更されている。詳細はスタンレー・カップ・プレーオフを参照。
2. 1994-95シーズンはロックアウトの影響で48試合に短縮した。
3. 2012-13シーズンはロックアウトの影響で48試合に短縮した。
4. 新型コロナウイルスの影響により、70試合に短縮して行われた。82試合だと117得点ペースをたたき出すペースと推定されている。
5. 新型コロナウイルスの影響により、56試合に短縮して行われた。82試合だと120得点ペースをたたき出すペースと推定されている。

関連項目

• NHLの賞