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ペイプシ湖

エストニアとロシアの国境にある湖 ウィキペディアから

ペイプシ湖
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ペイプシ湖(ペイプシこ、エストニア語: Peipsi-Pihkva järv)、またはペイプス湖ドイツ語: Peipussee[1]チュド湖[2]: Чудско-Псковское озеро)は、エストニアロシアの国境にあるエストニア最大の。北のペイプシ湖エストニア語版ロシア語版、南のピヒクバ湖エストニア語版ロシア語版、ふたつを繋ぐレーミ湖エストニア語版ロシア語版からなり、3湖を合わせてチュド湖と呼ぶこともある[3]。ヨーロッパでもロシアのサンクトペテルブルクの北東に位置するラドガ湖オネガ湖スウェーデンヴェーネルン湖フィンランドサイマー湖に続き5番目に大きい。湖には東のロシア側のプスコフから流れるヴェリーカヤ川などが注ぐ。また湖から北へはナルヴァ川が出ておりバルト海フィンランド湾)に注ぐ[4]

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ペイプシ湖の衛星写真

面積は2,670平方キロメートル、平均水深は7.5メートル[2]、最大深度は15メートルである[3]。11月下旬から5月上旬まで結氷する[2]。漁業や[2]、観光など娯楽に使われるが、工業廃水による水質汚染が深刻化している。最大の島はエストニア領のピーリッサール島[5]。周辺にフェン泥炭地ヨシ原などの湿地草地針葉樹林と混合落葉樹林があり、東岸の湖岸低地は1994年に、ピーリッサール島を含む西岸の一部は1997年にラムサール条約登録地となった[6][7]

1242年アレクサンドル・ネフスキー率いるノヴゴロド公国軍がドイツ騎士団を破った氷上の戦いロシア語版英語版として知られる決戦の舞台となった[2]

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脚注

関連項目

外部リンク

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