ペギー・カーク・ベル

マーガレット・アン・"ペギー"・カーク・ベル（1921年10月28日 - 2016年11月23日）は、アメリカ合衆国のプロゴルファー、ゴルフインストラクター。2019年、生涯功労賞のカテゴリで世界ゴルフ殿堂に選出された^[1]。

ペギー・カーク・ベル Peggy Kirk Bell
基本情報
生誕	(1921-10-28) 1921年10月28日 アメリカ合衆国オハイオ州フィンドレー
死没	(2016-11-23) 2016年11月23日（95歳没） アメリカ合衆国ノースカロライナ州サザンパインズ
身長	171
配偶者	ウォーレン・"バレット"・ベル
経歴
大学	ロリンズ・カレッジ（英語版）
プロ転向	1950年
以前のツアー	LPGAツアー
LPGAメジャー選手権最高成績 (優勝: 1勝)
女子ウェスタン	2位: 1950年
タイトルホルダーズ	優勝: 1949年
全米女子プロ	3位タイ: 1958年
全米女子OP	5位タイ: 1952年
受賞
世界ゴルフ殿堂	2019 (member page)
ボブジョーンズ賞	1990
パティー・バーグ賞	2013

来歴

オハイオ州フィンドレーで生まれ、17歳でゴルフを始め、直ぐに多くのタイトルを獲得した。ロリンズ・カレッジ（英語版）でゴルフをプレーし^[2]、カッパ・カッパ・ガンマのメンバーであった。プロツアーが整備される以前の1940年代に、女性アマチュアゴルフトーナメントのツアーを行ない、オハイオアマチュアを3回、1949年のタイトルホルダーズ選手権とノースアンドサウス女子アマチュアゴルフ選手権（英語版）を獲得した。 1950年のカーティスカップアメリカ合衆国代表チームのメンバーでもあった。

当時、彼女はペギー・カークとしてプレーしていた。1953年、高校時代からの恋人であったウォーレン・"バレット"・ベルと結婚してからはペギー・カーク・ベルとしてプレーした。ウォーレンは実業家に転身する以前はフォートウェイン・ピストンズのプロバスケットボール・プレイヤーであった。ウォーレンは1984年に亡くなった^[3]。

1990年、ゴルフにおける卓越したスポーツマンシップが認められ、全米ゴルフ協会から与えられる最高の栄誉であるボブジョーンズ賞に選出された。2002年、世界ゴルフ指導者殿堂に選ばれた最初の女性となった。

ベルはノースカロライナ州サザンパインズにあるパインズ・ニードルズ・リゾートを所有していた^[3]。長女のボニーは、元PGAツアーメンバーのパット・マクゴーワン（英語版）と結婚した^[3]。2016年11月、95歳で死去^[4][5]。

メジャー選手権

優勝 (1回)

年	選手権	優勝スコア	ストローク差	2位の選手
1949年	タイトルホルダーズ選手権	−1 (76-75-76-72=299)	2打差	パティー・バーグ、 ドロシー・カービー (アマ)

団体戦

アマ

• カーティスカップ (アメリカ合衆国代表): 1950年 (勝利)