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ペリリュー州

パラオの州 ウィキペディアから

ペリリュー州map
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ペリリュー州(Peleliu)は、パラオ共和国の16有る州の一つ。パラオ諸島の中でコロール島の南西、アンガウル島の北東に位置する。中心地はペリリュー島

ペリリュー州
ペリリュー州旗
ペリリュー州の州旗
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概要

ペリリュー州の2015年の人口は484人で[1]、これはパラオの州人口としては三番目に大きい数字である。島住人の殆どはペリリュー島北部沿岸にある州都のKloulklubedon村に住んでいる。その他ではペリリュー島北東のカープ島(Ngercheu)に住民が居住する。同州はパラオ電力公社によって電力が供給されている[2]

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ペリリューの看板、危険であるため第2次大戦の兵器には触らないように警告している

ペリリュー州の島は太平洋戦争中にペリリューの戦いの舞台ともなった。日米の部隊が海岸線で戦闘を行い日本軍玉砕し、アメリカ軍も多くの死傷者を出した。島内の遺骨や戦闘による遺棄物に触れたり、持ち出したりすることは禁止されている。

2011年度(平成23年度)にはパラオ政府・ペリリュー州政府との協力の下、日本の厚生労働省によって遺骨収集が行われている[3]

2015年4月9日明仁天皇皇后美智子(いずれも当時)がペリリュー島を慰霊のために訪問する[4]ことを受け、4月9日を「天皇皇后両陛下ご訪問の日」として、法律で州の祝日に制定している[5]

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交通

パラオの本島であるバベルダオブ島からペリリュー島へはボート(定期船およびチャーター)、飛行機(チャーター)でアクセスが可能である。ペリリュー飛行場が米軍や一般飛行機のために使われている。ペリリュー島北部には北港が存在する。北港は水深が浅く大型船には不向きで、利用の増加と共に混雑度が増加していたため、日本の外務省はペリリュー島北部にある港湾の整備のために無償資金協力を行っている[6]

観光

周辺がダイビングスポットやフィッシングで有名なほか、第二次世界大戦の戦跡が観光名所となっている。ダイビングやフィッシングは許可が必要となる。

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ペリリュー島北港

脚注

関連項目

外部リンク

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