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球電

大気中を帯電し発光する球体が浮遊する物理現象 ウィキペディアから

球電
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球電(きゅうでん、ドイツ語: Kugelblitz英語: Ball lightning)は、大気中を帯電発光する球体浮遊する物理現象、あるいはその球体そのものを指す。球雷とも呼称される。

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ゲオルク・リヒマンを直撃した球雷を描いた絵
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概要

物理学の未解決問題
球電はどうやって生じるのか

目撃例の多くは、赤から黄色の暖色系の光を放つものが多いとされている。大きさは10 - 30センチメートルくらいのものが多いが、中には1メートルを超えるものもある。また、移動中に磁性体に吸着する、送電線などの細い金属を熱で蒸発させるなどの特異な性質をもつ。大抵は雷雨の時に現れているが、全く風雨の無い状況での目撃例も存在する。その場合、20 - 30キロメートルほど遠方で落雷が起きていることが多い。発生原理には古典電磁気学を用いたものから量子力学によるもの、単なる眼の錯覚として球電の存在を否定する主張など諸説あり、近年では実験室での生成やビデオ撮影が行われ[1]解析が行われているが、2021年現在は未だ発生や作用原理の証明まで至っていない。

目撃例

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脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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