ポリガロイデス・カマエブクスス

ポリガロイデス・カマエブクスス（学名：Polygaloides chamaebuxus）はヒメハギ科の匍匐性小低木。

ポリガロイデス・カマエブクスス
ポリガロイデス・カマエブクスス （2024年11月 大阪市 咲くやこの花館） 花弁が白い個体（Wikimedia Commons）
分類（APG IV）
界 : 植物界 Plantae 階級なし : 被子植物 angiosperms 階級なし : 真正双子葉類 eudicots 階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots 階級なし : バラ類 rosids 階級なし : マメ類 fabids / 真正バラ類I eurosids I 目 : マメ目 Fabales 科 : ヒメハギ科 Polygalaceae 属 : Polygaloides 種 : ポリガロイデス・カマエブクスス P. chamaebuxus
学名
Polygaloides chamaebuxus (L.) O.Schwarz
シノニム
Chamaebuxus alpestris Spach Chamaebuxus coriacea Opiz Chamaebuxus polygaleoides Schur Chamaebuxus vulgaris Schur Polygala chamaebuxus L. Tertria chamaebuxus (L.) Schrank
和名
ポリガロイデス・カマエブクスス
英名
shrubby milkwort

植栽（2024年11月 大阪市 咲くやこの花館）

特徴

高さ5–15 cm。葉は披針形または卵形で互生し、濃緑色で光沢がある。花は腋生または頂生し、バラ色、白または黄色。竜骨弁は4裂する。開花期は4–6月^[1][2]。

分布と生育環境

ヨーロッパ原産^[1][3][2]。

属の分類

本種はかつてヒメハギ属Polygalaとされていた経緯があり、古い図鑑ではPolygala属とされているが、その後Polygaloides属へ移され（2020年時点のPOWO）、さらに別属Chamaebuxus alpestrisへ組合せが変更されている（2025年現在のPOWO^[4]）。本項においては英語版頁と同一の属名Polygaloidesで表記した。

利用

ロックガーデンなどで栽培される^[2]。花の大きな園芸品種（変種ともされる）がトキワヒメハギの名称で流通する。